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備後絣買取ります

2014.4.29

絣の着物買取ります


織物には紬や絣、上布など様々な技法があります。その中で絣というのは、前もって染色した絣糸を経糸か緯糸、もしくはその両方に使用して織り上げて文様を表す技法で、素材には木綿や麻、絹などが使われます。
絣は明治から1960年代頃まで普段着用の和服として使用されることが多く、伊予絣や久留米絣、備後絣など毎年数百万反もの生産が行われていました。
その後洋装化が進むことによって、普段着に和服を着る方も減り、需要の関係から現在生産量は減少しています。
しかし松枝玉記や、森山虎雄のように有名作家の制作した絣や、古くとも出来や状態の良い絣ですと、中古での需要もあり、中には高価買取出来るお品物もございます。着物買取いわのでは絣の着物、買取も行っています。



備後絣お買取りします


織物の多くは産地から名前が付けられており、備後絣も備後(現在の広島県福山市周辺)で生産された織物です。
この地域ではもともと福山城主、水野勝成によって綿花の栽培が奨励されていました。その後江戸時代後期にこの地に住む富田久三郎が手引糸を使って、経糸の一部を竹の皮でくくり、それを染めて井桁絣を考案したのが備後絣の始まりとされています。

当時新鮮だった経緯併用絣の井桁模様は瞬く間に広がり、備後絣は作業着として多くの人々に着用され、一時は国内随一の生産量を誇りました。
当初の備後絣は綿を主体に生産されましたが、次第にウール絣もつくられるようになります。
手紡ぎ糸を使用した厚みのある綿生地だったため、丈夫で保温性にも優れていましたが、やはり洋装化によって需要は減少し、現在は少量のみの生産となっています。
ただ着物買取いわのでは備後絣のような伝統織染品買取に力を入れており、備後絣や久留米絣、牛首紬や結城紬、近江上布など日本各地の伝統織染品の買取も行っています。
親族から譲り受けたけれど着ずに仕舞ったままの着物、昔買ったままで処分を考えている着物などございましたら、是非着物買取いわのにご相談下さい。
着物買取いわのでは着物買取、伝統織染品買取を強化しています。

      

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