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芭蕉布の作品買取ります

2014.5.5

芭蕉布お買取りします

いわの美術では芭蕉布の買取を行っています。
芭蕉布(ばしょうふ)はバショウ科の糸芭蕉から採れる繊維で織られた布で、沖縄県の特産品としてよく知られています。蕉紗(ばしゃ)と呼ばれることもあり、薄く張りのある感触から夏の着物をはじめ、蚊帳や座布団など多岐にわたり使用されています。
名称の似たものに絹芭蕉という織物がありますが、絹芭蕉は芭蕉布に似せて絹で織られたものなので、芭蕉布と絹芭蕉では買取の際の評価が変わります。



芭蕉布の着物お買い取りします



芭蕉布は古い織物で13世紀頃より織り始められたと考えられており、沖縄では16世紀に既に高度な芭蕉布作りの技術の記録が残されています。
軽くてサラリとした生地の肌触りや、風合いは夏の衣服に適しており、沖縄では昔から庶民の普段着として各家庭で盛んに織られていました。


芭蕉布作りでは琉球藍染、木灰の使用などすべて天然の材料により、手括り絣、手織り等による絣や縞模様の素朴な古来の技法が伝えられています。本土では無地織や濃茶色で絣を織るものが一般的な芭蕉布と思われていますが、沖縄では琉球藍染の藍色の絣も人気が高いそうです。
芭蕉布は歴史的にも芸術的にも価値が高く、沖縄という地方の特色を顕著に示した織物です。
盛夏用の着物として現在も高い人気を誇りますが、生産には手間がかかり、沖縄県大宜味村喜如嘉を中心とした産地で僅かに織られるだけとなりました。芭蕉布の着物、お持ちではありませんか?

喜如嘉の芭蕉布、人間国宝の平良敏子の芭蕉布などは高価買取が期待できるお品物です。
いわの美術では芭蕉布の着物買取を行っています。

         

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