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伊那紬買取ります

2014.5.20

伊那紬お買取りします

伊那紬と呼ばれる紬を御存知ですか?伊那紬は長野県天竜川沿いの伊那地方で生産されている紬で、この地方では古くから養蚕が盛んに行われていました。



二匹以上の蚕によって作られた玉繭や、出荷出来ない屑繭から糸を引き、自家用に織り染めしたのが伊那紬のはじまりです。昭和50年頃には長野県内でも120程の工房があったそうですが、いまでは数も少なくなり、長野県駒ヶ根市にある久保田織染が唯一の伊那紬の機屋となりました。


伊那紬は草木染の色合いが美しい紬織物で、手紡ぎした糸を撚り合わせて、精練し染色します。軽くて柔らかいほっこりとした風合いが特徴となっており、作業の殆どが人の手によって行われます。


着物買取いわのでは伊那紬の買取を行っています。
写真の品は伊那紬の代表的な柄、格子柄の伊那紬です。どんぐりや林檎、一位、山桜などで染められています。
その他伊那紬の染色には唐松や白樺、たけかんばなどの樹皮や幹材等から染液を煎じて、昔ながらの手染め技術で一本一本染色されています。
伊那紬は同じ長野県で造られる松本紬、上田紬、飯田紬、三才山紬などとまとめて信州紬と呼ばれることもあります。伊那紬お持ちではありませんか?他の信州紬とともに伊那紬のお買取りを行っています。


草木染は染めあがりが毎回異なり、同じ色を出すことは困難ですが、草木で染められた色はどんな配色でも馴染み、とても魅力的な染めあがりとなります。
昔に比べて伊那紬の機屋も少なくなりました。お手持ちの伊那紬の反物、着なくなった伊那紬の着物、是非着物買取いわのにお買取りさせて下さい。

      

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