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首里織の買取りを行なっています

2015.6.25

首里織の買取りを行なっています


いわの美術では、沖縄が誇る伝統工芸品の首里織の買取りを行なっています

首里織は、沖縄が琉球王国であった時代に東南アジアや中国との交流によって学んだ技術を使い、首里で織られた織物の1つです。
琉球王国の王朝として栄えた首里は上級階級の人たちが多く住み、多彩な染織文化や政治の中心地として栄えました。
様々な文化で栄えた首里では、機織は最も重要な教養とされ、機織を学ぶ女性たちには優れた織物を織る事が求められました。
それにより、数多くの素晴らしい製品が作られ、上級階級や士族の女性を中心に代々首里の織物が受け継がれてきました。
上級階級や士族の女性を中心に受け継がれてきた首里織の原料は、絹糸を中心に木綿糸や麻糸などの天然繊維を使い紋織や絣など多くの作品を織られています。
染料には琉球藍やフクギ、テカチ、シブキ、グールなどの植物染料で染められる事がほとんどですが、化学染料などで染められる事もあります。
その色合いは、貴族や士族用に色や柄が究極まで追求されて、色鮮やかで、品高く美しい織物となりました。
伝統的な首里織を作った沖縄ですが、戦争により資料や作品を全て失い、織物の伝統が消滅する危機に陥りました。
しかし、染織家の宮平初子により沖縄の伝統織物、花倉織が復活を遂げ、また人間国宝に認定されたのをキッカケに首里織の復興が始まりました。
現在では後世の育成も行われ、琉球王国から続いてきた伝統は若い世代に受け継がれ、再び文化の華が咲きつつあります。
いわの美術では、伝統工芸品の首里織の買取りを行なっています。




首里織の買取りについて

首里織は、その美しさから貴族や士族用に作られた織物で、色鮮やかで気品溢れる模様が特徴です。
多くの着物は分業と言って、染めや織りなどそれぞれの工程で職人がいて、作品を製作しますが、首里織は、分業はせず図案作成から仕上げまでを一人の職人が行います。
一人の職人が製作するので個性が作品に出てしまうように思えますが、常に首里の文化や歴史を作品に取り入れているため首里織の伝統的な作品が出来上がります。

首里織は伝統的な作品ですが、その織りの工程はとても複雑で手間がかかり、熟練の職人でも1日に30センチしか織れないと事もあると言われていました。
とても手間がかかるお品物ですが、手間がかかる作業を職人が1つ1つ丹精込めて作られるので着物に馴染みのない方でも惹きつけられる魅力を持っています。
いわの美術では、歴史深い伝統工芸品の首里織をお買取りいたします。
また、首里織の中でも王家や貴族の専用とされてきた花倉織や、道頓織などもお買取り致します。
箪笥の肥やしになっている首里織などございませんか?遺品整理で出てきた首里織などございましたら
是非一度いわの美術までお問い合わせ下さい。


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