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置賜紬買取ります

2015.8.2

置賜紬買取ります


いわの美術は、大島紬や友禅などの様々な着物や龍村織の帯、珊瑚の帯留めや道明の帯紐など数多くのお品物をお買取りしています。
また、今回ご紹介させていただく置賜紬などもお買取り致します。
置賜紬は、山形県の米沢、長井、白鷹の各地で生まれた織物の総称で、国の伝統工芸品にも指定されています。
高度な染めと織りの技術で生まれた置賜紬の起源は江戸時代まで遡ると言われています。
江戸時代米沢、長井、白鷹で織られていた多くの織物を見た、現在の山形県を収めていた領主、上杉藩の奨励により発展しました。
多くの織物を作ってきた米沢、長井、白鷹は江戸時代初頭に織物の原料となる青苧(あおそ)を栽培し出荷をしていましたが、江戸後期には自給自足の織物産地を目指し自ら織物製作を始めます。
その後、より良い織物製作の為、越後から職人を雇いますが肝心の青苧が凶作になってしまい仕方なく青苧織を中断し、新しく蚕の養殖を発展させ絹織物の生産に切り替えました。
米沢藩は、本場の京都から織物師を招いた事で飛躍的に発展し、紅花や藍、紫根などの染めの技術を確立させます。一方長井や白鷹は明治期に新潟などから技術者を招き絣の技術を開発されます。
いわの美術では、多くの職人に支えられ、現在では国の伝統工芸品までのぼりつめた置賜紬の買取りを行なっています。





置賜紬買取りについて

置賜紬は、山形県の米沢、長井、白鷹の各地で生まれた織物の総称で多くの紬がありますが、最近では米沢織の草木染、長井紬の緯総絣と経緯併用絣、白鷹紬の板締小絣が置賜紬として選ばれました。
現在は置賜紬を未来につなげていくため、置賜紬伝統織物協同組合により様々な活動が行われ、戦後に途絶えてしまった米沢琉球織物と草木染に使われていた紅花染の復元を行っています。
エジプトからシルクロードを経由して日本に伝わった紅花は、江戸時代の山形県で栽培が盛んで、世界有数の産地と言われ、山形県の花とも言われています。
紅花は、草木染に多く使われていましたが長い間途絶えていて、それに代わり化学染料を含む紅花染が多く出回っていました。
途絶えてしまった紅花染を復元させるべく、山形紅花染織同人協議会を発足し、化学染料ではない本物にこだわった紅花染を手がけています。
いわの美術では、多くの伝統を持つ置賜紬の買取りを行なっています。
また、大島紬や友禅、龍村織物、爪掻本つづれや和装小物などもお買取り致します。
着物や帯などは作家物や有名な織元でないと1点でのお買取りが難しくなってしまいますが、1点ではお買取りが難しいお品物もまとめてのお買取りが可能です。
箪笥の肥やしになっている着物や帯、和装小物などございませんか?処分を検討されている着物など御座いましたら是非一度いわの美術までお問い合わせ下さい。

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