新着情報

古賀フミの作品買取ります

2015.8.13

古賀フミの作品買取ります


着物の買取りを行なっているいわの美術では、佐賀錦で人間国宝に選ばれた古賀フミの作品をお買取り致します。
古賀フミは佐賀県に生まれ、本名は西山フミと言い、幼い頃から曾祖母と母に佐賀錦の伝統を教えてもらいます。
その後、東京へ移り作家として独立し多くの作品を制作する事により、さらに技法に磨きをかけました。
1966年に日本伝統工芸展に初出品し初入選を果たしたのを堺に、16回、29回の日本伝統工芸展でも賞を獲得します。
その後も監査委員を歴任、紫綬褒章を受章、1994年には佐賀錦で人間国宝に選ばれるなど輝かしい功績を残しました。
古賀フミは、佐賀錦の原料の藍や茜を自宅の庭で栽培して、自ら染色した絹糸を使うなど素材を吟味して織り方にも独自の工夫を加えています。
独自の織り方などを作り出した古賀フミが作り出した作品の中で、七夕や玻璃光、花の扉、瑞花などが代表作として有名です。
佐賀錦で人間国宝に選ばれ、染織家として大いなる貢献をした古賀フミですが、2012年の6月7日に大腸がんの為亡くなってしまいました。
古賀フミが亡くなった後も、彼女の作品は多くの人を魅了し、その技術や伝統は後世に受け継がれる事でしょう。
いわの美術では、亡くなるまで佐賀錦の制作に励んだ古賀フミの作品をお買取り致します。




古賀フミの作品買取りについて

古賀フミが制作していた佐賀錦は、現在の佐賀県鹿島市の周辺の御殿女中に受け継がれた織物と言われています。
箔糸の経糸と絹糸の緯糸織り込んでいく事で作られました。
また、織る時に織機ではなく、織り台を使い網針(あばり)と呼ばれる針と竹べらで織り込んでいく作業になります。
佐賀錦で作られたお品物はとても気品溢れ華やかさと和紙を使った独特の風合いを醸し出しています。
古賀フミが作られる作品は、綺羅びやかな模様で気品溢れる美しい作品となりました。
いわの美術では、人間国宝に選ばれた実力の持ち主、古賀フミの作品をお買取り致します。
また、本佐賀錦で有名な北尾織物匠や、岡野武一郎などの作品もお買取り致します。
お手元にお持ちの古賀フミの作品など御座いましたら是非一度いわの美術までお問い合わせ下さい。

お問い合わせ・無料査定はこちら

無料査定のお申込みはこちら