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平良敏子の芭蕉布買取ます!!

2014.2.14

平良敏子の芭蕉布の買取を行っております!!



芭蕉布とは沖縄の大宜味村(おおぎみそん)で作られているリュウキュウバショウを原材料にした織物で、平良敏子はその「芭蕉布」の重要無形文化財保持者の認定を受けた作家さんです。
本人には作家としての活動よりも、一時途絶えてしまった芭蕉布の復興に尽力し、日常で使える芭蕉布のバックや小物などのアイテムを生み出し、琉球王朝時代の意匠や染め織りの要素を取り込むなど、芭蕉布の新たな可能性を追求してきました。


平良敏子が芭蕉布を作りを続けていこうと思ったきっかけは、戦時中に岡山県倉敷市に配属され、そこで出会った倉敷紡績の社長・大原総一郎と後の倉敷民藝館長となる外村吉之介は琉球文化に大変造詣が深く、そんな二人の影響を受けた事でした。
沖縄へ帰郷した時に芭蕉畑が跡形もなく焼き尽くされていたのを見て、「芭蕉布を絶やしてはいけない」という思いにかられ、まずは芭蕉畑を作る事が始めました。
原料となる芭蕉の木は大きくなるまでに2~3年はかかり、すぐに芭蕉布を作る事はできませんでした。
また、平良敏子は「芭蕉布はただ織るだけのものではなく、木を育てる事から始まり、原木から繊維をはぎ、繊維から糸をつむぎ、煮て、染めて、巻き取り、織り、仕上げの洗濯をする。この過程をすべて手作業で行う事が大事」だと話しています。


1つの芭蕉布を作るのに原木から育てると最低でも2年はかかる平良敏子の芭蕉布は【着物買取いわの】では高価買取で対応しております。



芭蕉布買取ます!!



芭蕉布の原料となるリュウキュウバショウは沖縄や鹿児島県奄美地方に分布する多年生の大型草本です。
断面は幾重もの輪層をなし、伐採した後、表から一枚目の革を剥ぎ、繊維の太さで4種類に分けられ、一番外側は座布団などを作り、その次は帯地、三番目は着尺地となります。
また、一番内側の繊維は変色が多いため染色用の糸に使われています。


琉球王国時代では荒井芭蕉布の事をアラバサーと呼び、百姓の野良着として作られており、最も細い糸は士族や管服、神女の衣装、幼児の普段着などが作られていました。
着物以外でも船の帆、紙、縄など実用的なものまで作られていました。
琉球王国時代ではどの家庭でも見られた芭蕉布作りも現在では沖縄県大宜味村でしか作られていません。
また、芭蕉布は原木を育て糸をつむぐなど最後まで一貫して手作業で行われるため、生産できる数が限られており、高価買取となっております。


もちろん、芭蕉布の反物以外にも着物に仕立てられた物もお買取りを行っております。
熱い地方で作られる布ですので、芭蕉布で作られた着物は夏に着る着物として重宝されており、こちらも高価買取となっております。
ご自宅で着るご予定のない芭蕉布の着物や帯、使うご予定のない芭蕉布の反物はございまいませんか?
新品で購入しようとするとかなりの金額となるため、中古品としての需要がある芭蕉布は【着物買取いわの】では高価買取を行っておりますので、お気軽にお問合せ下さい。

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