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浜ちりめん買取ます

2014.2.23

浜ちりめんの買取を行っております



高級絹織物として世界的にも知られている浜ちりめんは、現在の大河ドラマ黒田官兵衛の舞台である滋賀県長浜市を中心に生産されている布の表面に細かい縮(ちぢみ)がある織物の事です。
浜ちりめんは江戸時代中期に近江浅井郡大郷村(現・滋賀県長浜市)の農閑期の収入を得るために中村林助と乾庄九郎によって丹後から技術がもたらされ、大郷村の南浜、中浜、八木浜で手工業として織られていたちりめんが長浜に集荷され、京や大坂で販売されていた事から「長浜のちりめん」が縮まって「浜ちりめん」と呼ばれるようになったそうです。
しかし、あまりの人気によって京や大坂で織物を作っている所からクレームを受け、浜ちりめんは京や大坂で販売する事を禁止されてしまいました。
こうして苦しい時代を乗り越え、織元の検印を得られない粗悪品は販売できないようにしたことから、製品への信用力が生まれ特産品として発展していきました。
明治時代に入ると近江縮緬絹縮業組合が創設され、地場産業の一つとして更なる発展を遂げました。


現在では、様々な種類の浜ちりめんが生み出されており、古いものでは「古代ちりめん」「一越ちりめん」新しいものでは「変わり古代」「変わり一越」「変わり三越」などのちりめんがございます。
浜ちりめんは無地織物が主体となっており、その多くは京友禅や加賀友禅などの留袖、訪問着に使われています。
ご自宅に浜ちりめんの着物や反物はございませんか?浜ちりめんに施されている文様や染付によっても買取額が変わってきます。
お問合せの際は、浜ちりめんのどんなお品物なのか、分かる範囲でかまいませんので、詳しくお話し下さい。



丹後ちりめんも買取ます



浜ちりめんの原型となっている丹後ちりめんは浜ちりめんと合わせて「ちりめん2大産地」と呼ばれています。
丹後ちりめんも京都府北部の丹後地方で生産される高級絹織物として、白無地のまま京都などの問屋に出荷されており、出荷先で染色や縫製が行われ、製品となって世に出回っています。
浜ちりめんが強撚糸を用いシボの高い重目の無地織物を主体としているのに対して、丹後ちりめんは平織地に文様を織り出した綸子などの紋織物を主体としています。
原点は同じですが近くで見てみるとその違いはハッキリと分かるかと思います。
浜ちりめん同様、丹後ちりめんも【着物買取いわの】では高価買取を行っております。


しかし、あまりにも古いお品物ですと、シミや汚れ、虫食いなどが発生してしまい、買取額が下がってしまう事がございます。
「今は綺麗な状態だけど、もっと待てば金額が高くなるかも?!」と期待を込めて仕舞っておく方もいらっしゃるかと思いますが、中古品は需要と供給のバランスで買取額が決まってきます。
今は高価買取となるお品物でも、数年後には価値が無くなってしまう…なんて事もよくあります。
使われていないのであれば、大事にしまっておくよりは市場評価の高い今のうちに浜ちりめん、丹後ちりめんのご売却をお考えください。
【着物買取いわの】では平日、土日、祝日も営業時間内であればご相談、お見積りなどお受けしております。
お気軽にお問合せ下さい。

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