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桐生織買取ます

2014.3.6

桐生織の買取を行っております



桐生織はその名前の通り、群馬県桐生市で織られている絹織物で、奈良時代を起源として現在まで続いている伝統のある織物です。

そのため、桐生織の発祥の伝説「白滝姫伝説」という話が残されており、内容は村人の身分違いの恋が成就し、桐生の地に白滝姫を連れ帰った事によって絹織物の技術を桐生の人々に伝えたというもので、なかなか面白いですよね。

しかもこの白滝姫は京の出身で、桐生に来た時、桐生市内の山々を見て「京で見ていた山に似た山」と言った事から桐生の事を「仁田山」と呼ぶようになり、当時の桐生織は「仁田山織」と呼ばれていました。

この仁田山織は低品質なことで有名で、江戸時代に大改革が行われ、西陣や西洋の技術を取り入れ、飛躍的に発展しました。

こうして「西の西陣、東の桐生」と呼ばれる現代まで続く高級織物が誕生しました。


また、スティーブン・スピルバーグ監督の「SAYURI」において、主演のチャン・ツィイー、コン・リー、桃井かおりが身につけた丸帯はこの桐生織で作られたもので、桐生織では和装離れで生産量が落ちている中でも新しい解決策を見出して、世の中に桐生織を浸透させようと尽力しています。
いわの美術では、世界の巨匠にも認められた桐生織の買取を行っております。



桐生織について


桐生織は西陣の技術を取り入れて飛躍的に製品レベルが向上した織物ですから、西陣の影響を受けた作品も多く、西陣ほど煌びやかではありませんが、落ち着いた華やかさを持っているため、長く着る事ができる織物として人気があります。
桐生織の特徴は、織り方に7つの技法がある事で、お召織(おめしおり)、緯錦織(よこにしきおり)、経錦織(たてにしきおり)、風通織(ふうつうおり)、浮経織(うきたており)、経絣紋織(たてかすりもんおり)、綟り織(もじりおり)となっており、模様によって使い分けがされています。
伝統的工芸品の指定を受けており、桐生織には「伝産マーク」と呼ばれるマークが表示されています。
この「伝産マーク」が付けられる桐生織とは主に日常生活に使われ、主要工程が江戸時代以前から使われていた技術と原料を使っており、桐生市を中心にした近接市町村を産地としているものにしか表示されていません。
そのため、「伝産マーク」の無い桐生織は「桐生織風」という事になり、買取額が変わってきます。


ご自宅にある着物や帯、反物に「伝産マーク」の桐生織はございませんか?
着物や帯は実際に見てみない事にはお値段が出せない事が多いお品物ですので、まずはお電話、メールにてお問合せ頂き、お話しをお伺いしてから買取のお話を進めさせて頂きますので、お気軽に【着物買取いわの】までお問合せ下さい。

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