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久米島紬買取ます

2014.4.11

久米島紬の買取を行っております



紬といえば大島紬や結城紬が有名かと思いますが、この紬の元となった久米島紬というものがございます。
ご存知の方も多いかと思いますが、久米島紬は沖縄県の離島で作られている紬です。
久米島紬の特徴は分業ではなく、図案作りから仕上げのきぬた打ちまで1人の機子によって作られるという所です。
久米島紬の機子は作る紬の図案を決めると、染めの原料を集める作業から始まります。
集めてきた材料で染料となる煮汁を作り出し、この濃度も自分の経験が頼りという熟練の技が必要な久米島紬は、戦前は実に多くの機子たちによって作られていました。
戦後の大不況のあおりを受け一時はその技が途絶えてしまうかと思われましたが、紆余曲折を経て、現在では国の重要無形文化財の指定を受けています。


久米島紬は他の紬と違って、「きぬた打ち」という作業を行います。
これは織り上がった反物を綿布で包んで石の上に置き、餅つきで使うような杵を使用して反物を打ちまくるという作業です。
こうする事によって、独特の光沢と新品の紬の硬い風合いを軽減する事が出来るため、久米島紬は人気がございます。
また、久米島紬の品質を守る検査員には久米島紬の機子歴が20年以上ある熟練した者が行っており、「島から粗悪品は絶対に出さない」と一目見るだけで粗悪品かどうか見分ける事ができるため、本物の久米島紬には粗悪品はございません。


ご自宅で、使うご予定の無い久米島紬はございませんか?
着物や反物どちらでも【着物買取いわの】では買取致しますので、お気軽にお問合せ下さい。



久米島紬買取について


久米島紬は国の重要無形文化財の指定を受けており、「糸は紬糸または引き糸であること」「天然染料を使用すること」「絣は手括りであること 」「手織りであること」という指定条件が決められており、この条件にクリアしていない久米島紬は「本場久米島紬」を名乗る事ができず、お写真の証紙を使う事も許されていません。
久米島紬の買取ではこの証紙の有無で買取額も変わってきますので、ご売却をお考えの久米島紬とご一緒に証紙を保管しているのであれば、必ずその旨をお伝え下さい。
証紙が無い場合は、反物であれば「本場米島紬」と織りこまれております。
しかし、「本場久米島紬」の名称は久米島紬協同組合が平成19年に地域団体商標登録を受けているため、組合員以外は使用する事が法律で禁止されています。


また、久米島紬といって受け継がれてきた物だけど、本物かどうか分からない…という紬でも【着物買取いわの】では着物の買取を得意としている鑑定士がおりますので、まずはお電話、メールにてお問合せ下さい。

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