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唐棧織の買取を行っております

2014.7.24

唐棧織、高価買取致します


唐棧織(とうざんおり)は千葉県無形文化財として館山の斉藤家が一子相伝で受け継ぎ、生産が続けられているとても希少で高価な織物として知られています。

「唐棧織なんて聞いた事ないよ」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、江戸時代に描かれた浮世絵を思い浮かべてみてください。
そこに描かれている着物の柄は縦縞が多いですよね?実はあの浮世絵に描かれている縦縞の着物が唐棧織なのです。


唐棧織は安土桃山時代にオランダ船によってもたらされたインドの布が始まりとされており、細い木綿糸で独特の細かい縦縞を織り出した布でその見た目から唐棧縞(とうざんじま)、棧留縞(さんとめじま)などとも呼ばれていました。
大流行したのは江戸時代半ばから末期にかけてで、当時は贅沢を戒めるために行われた天保の改革で絹織物の着用が禁止されたため、絹に代わる着物としてもてはやされたのが唐棧織でした。
唐棧織は細い糸で打ちこみがかたく織られているため、麻状の外観と絹のつやと風合いを兼ね備え、細かい縞柄が江戸好みの渋く粋な美しさを持っていたため当時の江戸の人たちに人気があったのではないかといわれています。


唐棧織はヤマモモ・アイ・ベニバナの皮や実などを煎じて染液を作りその液の中に木綿の糸を付け込むのですが、一般的な草木染とは違い液の中で煮る事はせず、糸の風合いをそこねないようにお風呂くらいの温度でもみ込んで染めるそうです。
また、染液の色の濃淡は目ではなく、舌でなめて判断するそうで、ここにも伝統の職人技を感じる事ができます。
現在、唐棧織の制作を行っているのは館山の斉藤家4代・斉藤裕司のみですので、その生産量はとても限られています。
そのため、本場の唐棧織は中古市場でもなかなかお目にかかる事ができず、高価買取が期待できる織物の1つです。
唐棧織のご売却をしませんか?【着物買取いわの】では唐棧織の高価買取を行っておりますので、お気軽にお問合せ下さい。



唐棧織の買取について


先ほどもお話しましたが、唐棧織は現在制作を行っているのは斉藤祐司のみですので、とても希少な織物です。
斉藤祐司が継ぐまでは先代であった斉藤光司が制作を行っておりました。
ですので、証紙にはどちらかの名前が記載されており、どちらの唐棧織でも買取る事ができます。
お問合せの際は着物、帯、反物など唐棧織の状態をお伝え頂くと査定がスムーズに進みます。
また、唐棧織に似ているけれど実際はどうなのか分からないというお品物がございましたら、お気軽にご相談下さい。
【着物買取いわの】では唐棧織の買取に関する査定やご質問など無料でお受けしており、買取不成立となった場合でも費用を請求する事はございませんので、ご安心下さい。
唐棧織のご売却なら、確かな知識と豊富な買取経験を持つ【着物買取いわの】にお任せ下さい。

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