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秋田八丈買取ります

2014.7.27

秋田八丈買取ます


秋田八丈は東京都の八丈島で生まれた草木染めの絹織物が日本全国に伝わり、秋田の海岸で自生するハマナスや山ツツジを染料として秋田で織られるようになった絹織物で、黄八丈に近い風合いを持ち、洗えば洗うほど色艶が増すため、着物に仕立ててから2、3年目に着るともっとも美しい色を放つといわれています。
秋田八丈の歴史は古く、文化年間の佐竹藩は藩の殖産を図るために桐生から菱沼甚平を招き、染色、機織の指導にあたらせ、八丈島の黄八丈にならって八丈格子を考案し、これが秋田絹として有名となったのが秋田八丈の始まりです。
その後、研究を進めハマナスの根から作り出した染料を用いて独自の鳶色をつくりだすことに成功し、秋田八丈が生まれ、江戸、京都、大阪などに広まっていき、有名な絹織物となりました。
秋田八丈と黄八丈の見た目は似ていると思う方も多いかもしれませんが、黄八丈が明るい色調なのに対して秋田八丈は渋みのある茶系の色が特徴です。
明治中期頃には年間6万反の生産量を誇っていましたが、後継者不足から現在では「ことむ工房」という工房のみが本場の秋田八丈の制作を行っており、後継者の育成にも力を入れております。


秋田八丈のご売却をしませんか?【着物買取いわの】では秋田八丈の着物、反物どちらでも買取を行っております。
お品物にシミ、汚れ、ほつれ、破れなどがなく、証紙やハギレなどが一緒に保管してありますと買取額が高くなります。
秋田八丈のご売却をお考えでしたら、まずは【着物買取いわの】までご相談下さい。



秋田八丈買取について


秋田八丈は平成15年に最後の生産者であった「滑川機業場」の社長が高齢と後継者不足のために廃業し、一時生産がストップしてしまった絹織物です。
その3年後の平成18年に伝統的な秋田の織物を絶やしてはいけないと滑川機業場で技術者として働き、秋田八丈の全ての工程を知る奈良田登志子と姉の畠山好子が滑川機業場の社長から機械・染め道具など秋田八丈の生産に必要な道具一式を譲り受けて「ことむ工房」を設立し、幻の織物となるところだった秋田八丈の復興を成し遂げました。
こうして、少しずつでありますが、後継者を育てながら秋田八丈の生産量を増やそうと尽力し、着物や反物はもちろん、現代の生活に合った小物やネクタイなども手掛けています。
【着物買取いわの】では小物やネクタイの黄八丈の買取は行ってはおりませんが、着物や反物であれば買取る事が可能です。
秋田八丈には「滑川機業場」もしくは「ことむ工房」の証紙がついているものが本場秋田八丈という証です。
この証紙がある秋田八丈は買取額が高くなっておりますので、お問合せの際はしっかりとお伝え下さい。
また、【着物買取いわの】では日本全国で秋田八丈の買取を行っており、お買取りできる内容によっては出張買取を行っております。
秋田八丈のご売却なら、知識と経験豊富な鑑定士が活躍している【着物買取いわの】にお任せ下さい。

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