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清水幸太郎の作品買取ます

2014.8.28

清水幸太郎の作品の買取を行っております


清水幸太郎は、重要無形文化財「長板中形」の保持者で、江戸染めの技術として今では貴重なものとなってしまった長板中染で、初めて重要無形文化財の認定を受けた事で知られています。
長板中形とは、型付けに長板を用い、布地の表裏両面に染色するもので、表裏の文様を合わせる高い技術力を必要としており、江戸を代表する染色方法である小紋と比べても手間が2倍もかかりますが、木綿という素材上、普段着としてしか普及しなかったため、現在でも浴衣地として普及している事が多く、高価なものにはなりませんでした。
しかし、清水幸太郎は「これは人の手で型付けされたものか」と誰もが目を見張る精巧無比、繊細で上品な江戸好みに仕上げるため、その美しさに魅了される人も多い染織家です。


清水幸太郎は、長板中形の職人である父親を持ち、父親も高い技術力を持っていたため、初代天野半七にその腕と人柄を見込まれ、「三勝」の専属職人となっており、その父親のもとで長板中形を学びました。
父親が亡くなると三勝専属職人として家業を継ぎ、その息子である清水敬三郎も三勝の職人として活躍しています。
ちなみに三勝は創業百余年を迎える江戸からの染色技法・長板中形にこだわり続けている問屋です。


清水幸太郎は、長板中形技術競技会で金賞、銀賞を受賞し、生涯長板中板で染め続けてきた染色家です。
長板中形は職人の減少に伴い、貴重な存在となりつつありますが、それ故、中古市場でも高値で取引されています。
清水幸太郎の作品をお持ちでしたら、【着物買取いわの】が喜んでお買取り致しますので、お気軽にお電話、メールにてお問合せ下さい。



清水幸太郎の作品買取について


長板中形は、浴衣の生地として使用される事が多かったのですが、清水幸太郎の登場によって、着物にも使われるようになりました。
長板中形の特徴は、表裏両面に染色を施すため、裏地を付けない単衣の着物に使用されている事が多いかと思います。
また、清水幸太郎が手掛けた作品にはお写真のような落款などがございます。
反物であれば端の方にこの印がございますが、着物などに仕立てた場合、ハギレとして渡される時に一緒になっているかと思います。
ハギレや証紙は、売却時に有利な情報となりますので、処分せずに着物などとご一緒にしておく事をお勧め致します。


これは長板中形だと聞いているけれど、作者は分からない…。長板中形だけど作者の名前が違うというお品物でも【着物買取いわの】なら買取る事が可能です。
長板中形には同じく、重要無形文化財の認定を受けている松原定吉という染色家をいらっしゃいます。
清水幸太郎、松原定吉どちらの長板中形でも買取を行っており、高価買取が期待できますので、まずは、【着物買取いわの】までご相談下さい。

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