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有明天蚕紬の買取を行っております

2014.8.29

有明天蚕紬買取ます


有明天蚕紬は長野県松本市穂高町有明で生産されている絹織物ですが、天蚕とは山繭とも呼ばれるヤママユガ科の昆虫の繭を使用しており、美しい緑色をしているのが特徴です。
紬糸は真綿にする際に、セリシンを取り除くために緑色の色素は消失してしまいますが、繊維はかさが増え、ふんわりと柔らかくなるのが特徴で、天蚕の繭と家蚕の繭からとった真綿を合わせて手で紡いだ糸を緯糸に、絹糸を経糸に用いて織り上げます。
そのため、天蚕紬以外にも有明紬、松本紬、信州紬とも呼ばれています。


天蚕の飼育は、天明年間に有明地方のクヌギ林で始まりました。
文政年間には商品として起動に乗り、明治初期から中期にかけては有明村の農家の50%が天蚕飼育農家となり年間800万粒の繭を生産するほどになっていましたが、害虫の発生や焼岳の噴火灰によって衰退し、戦争によって天蚕飼育農家がなくなってしまいました。
しかし、天蚕繭の美しい光沢と強伸力に優れてシワになりにくい性質が見直され、天蚕自身が病気に弱いことや、戦後、天蚕の主食であるクヌギ林が減少したことなどから増産は難しいとされていますが、関係者によって少量ながらも生産が続けられ、現在は天蚕1に対し家蚕10の割合で織られています。
これが、100%天蚕で紬を作ったとしたら、染める前の生地だけで150万円は超えるともいわれています。
貴重な、天蚕繭を使用した有明天蚕紬のご売却をお考えでしたら、日本全国で買取を行っている【着物買取いわの】にお任せ下さい。



有明天蚕紬の買取について


有明天蚕紬は「繊維のダイヤモンド」や「繊維の女王」と呼ばれ、とても貴重なものとして知られています。
そのため、有明天蚕紬は中古市場でもなかなか出回る事がなく、高価買取が期待できます。
有明天蚕紬の反物、着物、帯など着用する予定のない有明天蚕紬製品がございましたら、【着物買取いわの】にご相談下さい。
【着物買取いわの】では、着物の鑑定を得意とした鑑定士が在籍しており、年間に多くの買取実績を誇っており、リピーターの方もいらっしゃいます。
着物の買取には、専門の知識を必要としており、有明天蚕紬であれば尚更です。
街のリサイクルショップでも着物の買取を行っている所もございますが、そういった所の多くは、専門の知識を持ち合わせていない事が多く、価値ある品物が二束三文で取引されてしまう事もございます。
少しでも高く買取ってもらいたいという方は、【着物買取いわの】まで、お電話、メールにてご相談下さい。
沢山の方からのお問合せ心よりお待ちしております。

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