城ノ口みゑの作品の買取を行っております
城ノ口みゑの作品買取ます
今回、【着物買取いわの】がご紹介する方は、38歳という若さで重要無形文化財「伊勢型紙糸入れ」の保持者に認定された城ノ口みゑです。
伊勢型紙は、生地を一定の柄や紋様に染色するために使われる型紙の一つですが単に染色用の型紙だけではなく、図柄の芸術性が評価され、美術工芸品や家具などに使用されることも多いものなのですが、その精密な縞彫りなどの型紙の細い筋の部分が、染めの時に曲がったり、よじれやすい部分があるため糸を貼り補強する必要があります。
その糸を貼る技術が、「糸入れ」と呼ばれ、城ノ口みゑは伊勢型紙の糸入れを専用にした職人で縁の下の力持ち的存在という事になります。
この糸入れですが、ただ単純に糸を貼っていけばいいという訳ではございません。
糸入れに用いる糸は、春に生育した繭のなかでも一番最初に糸を紡いだ細い上等な生糸を使います。
生糸とは、繭から紡ぎ出したままで撚っていない絹糸で、型紙の邪魔をしない極細のものを使用しますが、どうしてそこまで細い糸を使用する必要があるのかと言いますと、伊勢型紙を張り合せる際に、上の紙と下の紙が、髪の毛ほどのずれがあっても型紙として機能しなくなるため、高い技術力を必要としており、城ノ口みゑはまさに「神業」と言われるほどの高い技術を持っていたため、重要無形文化財の認定を受けたのです。
その高い技術力が評価され、三重県鈴鹿市がおこなう伊勢型紙伝承者養成事業の講師として、糸入れ技法の保存と振興につとめました。
城ノ口みゑが手掛けた型紙で作られた着物や帯のご売却をしませんか?【着物買取いわの】では、城ノ口みゑの手掛けた作品の買取を積極的に行っております。
城ノ口みゑの作品について
城ノ口みゑが手掛けた伊勢型紙を使った作品には、城ノ口みゑの落款が記されています。
落款のお写真をご用意できればよかったのですが、残念ながらご用意する事ができませんでした。
伊勢型紙を使った着物や帯で落款などがございましたら、それは城ノ口みゑの手掛けたものかもしれません。
城ノ口みゑは、すでに亡くなっている方ですので、現在ある城ノ口みゑが手掛けた伊勢型紙が破損してしまうと二度と作られる事はなくなってしまいます。
また、現在伊勢型紙で重要無形文化財の認定を受けた方は全て亡くなっていますので、そういった方たちが手掛けた作品は高価買取が期待できます。
ぜひ、この機会にいわの美術までお電話、メールにてお問合せ下さい。