新着情報

森口華弘の作品の買取を行っております

2014.9.10

森口華弘の作品買取ます


森口華弘といえば、重要無形文化財「友禅」の保持者として知られていますが、その迫力のある細密なデザインは思わず目を奪われてしまうほど美しい作品です。
そんな森口華弘ですが、農業と米屋を営む家に生まれ、遠縁が営む京都の薬店に奉公に出た事で薬剤師をめざし、薬学校夜学部に通っていましたが、制度変更から薬剤師になるためには専門学校卒業が義務付けられ、金銭的にゆとりがなく専門学校に進学できなかったため、薬剤師になる事を断念します。
その頃、薬店の店頭に貼られていた森口華弘の絵を見た型絵友禅の図案を作る職人が興味を持ち、「染織家にならないか?」と誘われた事がきっかけで、染色家への道を歩む事を決意します。
16歳で京友禅師3代中川華邨に弟子入りし、幼い頃から絵を描くのが好きだった森口華弘は、16歳という遅い弟子入りにも関わらず、その実力を開花させ、華邨の好意で疋田芳沼のもとへ週一回通い、日本画を学ぶ事を許されていました。
29歳で独立し、工房を構えた際、華邨の出入りの業者であった安田商店が華弘とも仕事をしたいとの申し出があり、本来師匠筋の顧客とは仕事をしないという暗黙の了解があったのですが、華邨の許しもあり、友禅扱い大手である安田商店の仕事を引き受けるようになりました。
その後、問屋から注文を受けて染色を行うのではなく、独立した友禅作家として活動する事を決意し、蒔糊技法を創案します。
この蒔糊技法は、東京上野の帝室博物館で偶然衣裳の一部に蒔糊の技法を用いているのを発見し、これを砂子のように全面に施す発想から生まれた技法で、江戸時代からあった技法でしたが、森口華弘はこれを、二重、三重にも重ねて洗練された表現を可能にしました。


森口華弘が活躍していた時代には贅沢を禁止された頃があり、着物の文様にも色々と制限がかけられていましたが、その制約を逆手にとって、新しい意匠を次々と生み出したのが森口華弘で、その背景には、自然の風景を何度も何度もスケッチして頭の中にしっかりと焼き付けているからこそ、素晴らしい作品を生み出す事ができ、現在でも高い人気を誇っているのです。
森口華弘の作品のご売却をしませんか?
【着物買取いわの】では、森口華弘の作品の高価買取を行っております。
ご売却をお考えの森口華弘の作品をお持ちでしたら、まずは【着物買取いわの】までご相談下さい。



森口華弘の作品買取について


森口華弘の作品には着物と帯がございます。
作品には「華弘」という落款があり、お写真のような落款です。
知識が無くても読む事ができる比較的読みやすい形をしています。
落款は見落としがちなので、処分しようと思っている着物の中に森口華弘の作品があるかもしれません。
処分をお考えの着物がございましたら、まずは落款のチェックをする事をお勧めします。
森口華弘の落款ではなくても、他の作家でも評価できる作家は大勢いらっしゃいますので、ご自身で判断できない作品は、【着物買取いわの】にご相談下さい。
【着物買取いわの】では、無料で査定、見積り、鑑定を行っております。
森口華弘の作品を含め、ご売却をお考えの着物や帯がございましたら、まずは【着物買取いわの】までお気軽にお問合せ下さい。

お問い合わせ・無料査定はこちら

無料査定のお申込みはこちら