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洛風林の帯、買取ます

2014.9.30

洛風林の帯の買取を行っております


洛風林は1954年に堀江武によって創業した帯の卸問屋です。
堀江武は福井県の呉服問屋の家に生まれた事もあり、学校を卒業すると家業を継ぐために当時の西陣帯地の世界で重鎮として知られていた三宅清治郎の元で奉公しました。
これは堀江武本人の希望ではなく、父親の希望だったそうで、この出会いがのちの洛風林を生み出すきっかけとなります。
三宅清治郎は「洛園」と称した文化人、趣味人としても知られており、堀江武はその影響を強く受け、修行時代は「特作部」という部署で図案家たちを指導する立場として活躍をしていました。
この時契約していた図案家の多くは伝統的な西陣の職人ではなく、新進気鋭の芸術家に近い感覚を持った人が多く、堀江武はその図案家たちを動員して「織染美術維新図案展」を開催しようと企画しました。
しかし戦争の煽りを受けてリスクも伴うかもしれない企画でしたが、三宅清治郎から激励を受け、そのグループの名称は三宅清治郎の「洛園」から一文字とって「洛風林」と名付け、展覧会は開催されました。
その後、三宅清治郎は病死してしまいますが、堀江武は独立を果たし、西陣の帯地問屋「洛風林」として仕事を始めるようになりました。


このような経緯から洛風林は自分では機を持たない帯地問屋として創業者の堀江武が亡くなった現在でも孫の堀江麗子が社長をつとめ、和洋東西、古今を問わず、メキシコのマヤ文明、ペルーのインカ文明など、自身の美意識の琴線に触れた帯を作り続け、宮内庁御用達の「川島織物」や「龍村美術織物」の帯とは違ったオリジナル性の高い帯を制作し、多くの人々に愛されています。
洛風林の帯のご売却をしませんか?【着物買取いわの】では洛風林の帯の高価買取を行っておりますので、まずはお電話、メールにてお気軽にご相談下さい。



洛風林の帯の買取について


洛風林では自社で帯地を織ることはありませんので、洛風林の帯には「洛風林」の名前と帯地を制作した織元の名前が記されているダブルネームとなっております。
そのため、西陣織のメガネ型の証紙には帯地の制作を行った織元の証紙番号が書かれています。
洛風林は西陣の織元と勘違いされている事もございますが、織元ではありませんので、西陣の証紙番号も存在しません。
洛風林の帯は、洛風林同人と呼ばれる織元や職人たちによって制作されていますが、そのすべての同人たちが洛風林の意匠と表現したいものをしっかりと捉えて制作を行っているため、創業から今日まで変わらず、素晴らしい帯を作り続けています。
そんな洛風林の帯のご売却をお考えでしたら、【着物買取いわの】が喜んでお買取させて頂きます。
査定、見積りは無料となっておりますので、いつでもお電話、メールにてお問合せ下さい。

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