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田畑禎彦(五代 田畑喜八)の作品買取ります

2015.1.11

田畑禎彦の作品お買取りします



田畑喜八の名前は、友禅作家として初の重要無形文化財(人間国宝)に認定されたことで広く知られていますが、「喜八」の名は、江戸時代の文政期より存在していました。

初代は「小房屋喜八」を名乗っていましたが、明治期以降「田畑喜八」の名が継がれ、現在は、五代 田畑喜八が引き継いでいます。

【着物買取いわの】では、五代 田畑喜八である田畑禎彦の作品の買取を致しております。


田畑家は約200年の歴史を誇る染色家の名跡ですが、最初から京友禅の染め家ではなく、日本画家としてその名が継がれてきました。人間国宝であった三代 田畑喜八は画家の上村松園と同門であり、幸野楳嶺、竹内栖鳳に日本画を学んでいた経験を持ちます。

田畑禎彦(五代 田畑喜八)は、四代の子として京都に生まれますが、その名門の名をすぐさま背負うことを拒み、早稲田大学への進学し、日本美術だけではなく東洋美術・西洋美術・建築も学び、卒業後さらに京都市立美術大学で上村松篁、榊原紫峰らに日本画を学びます。

その後、京友禅の道へと進み、五代 田畑喜八を襲名したのは平成7年です。


田畑家では、かつて大名や公家の注文に携わっていたことから注文主を「華主」と呼んでいましたが、田畑禎彦もその伝統を受け継ぎ、お召しになる女性が「華の主」として一番美しく輝いて見えるように最大限の力を尽くしたものづくりをしています。

田畑禎彦の作品の特徴のひとつとしては、着物のサイズを生かしたダイナミックな友禅の構図があげられます。

人間国宝であった三代は絵画的、写実的表現を得意としたのに対し、五代である田畑禎彦は、具象的なモチーフを巧みに文様化し、色数をあまり多くしないことも作風傾向の一つとなっています。

しまったままになっている田畑禎彦(五代 田畑喜八)の作品はございませんか?【着物買取いわの】では、田畑禎彦の着物の買取をしています。






田畑禎彦の作品買取について



田畑禎彦は幼少の頃、お小遣いやお菓子に釣られて祖父であった人間国宝の三代 田畑喜八の作業風景をみていたといいます。

当時、祖父であった三代はあれこれ言わず、ただただ黙って自分の仕事を見せていたのだそうです。


田畑禎彦は、五代を襲名するに当たり、江戸時代に質素倹約を唱えた徳川家が着用したという茶屋辻「10点」の製作を自分に課し、藍の濃淡を基調とする気品あふれる格調高い着物を作り上げました。この作品は優雅さの中に力強さが込められていると評判となりました。

田畑禎彦は、安土桃山時代から平成まで、数百年に渡る田畑家コレクションといわれる膨大な資料を元に、お客様の要望するデザインを起こし、その人に似合うものを作りだし続けています。

茶屋辻染めは田畑禎彦が、ライフワークとして手がけているものですが、独特の美しいバランスと色彩をもち、その陰影を出す色挿しには、現在では田畑家のみで使われる滋賀県の藍でつくった藍墨を用いて筆で加筆し、それを繰り返すことにより、藍の濃淡を基調とした格調高い、優雅で芯に力強さのある着物を作り上げています。


【着物買取いわの】では、田畑禎彦の着物や帯を買取り致します。遺産相続などで、お着物の作家が分からない場合でも構いません。田畑禎彦の着物や帯の買取についてご不明な点などございましたら、お気軽に【着物買取いわの】までお問い合わせください。無料宅配買取や、お品数などにより出張買取にも対応しています。

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