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新田英行の紅花紬買取ります

2015.1.19

新田英行の紅花紬買取ります 



上杉氏の城下町として知られる山形県米沢の織物で、最も人気が高いといわれるのが、紅花紬です。 米沢の織物は、米沢藩主であった上杉鷹山によって絹織物がはじめられ、紅花ははるか昔、シルクロードの長い道のりと長い年月をかけて、日本に伝来し、山形に入ってきたのは室町時代とされています。

この紅花を使い米沢で生産される紅花染めの絹織物「紅花紬」は、紅花からとれる染料で染めた先染めの真綿糸などを用いて織る先染め織物です。

紅花染めは、草木染の中でも色の定着が難しいといわれており、退色も激しく思い通りの色合いに染めるのが非常に難しいとされています。 紅花紬はその色の柔らかな感じと暖かな印象、素朴な風合いが好まれています。


米沢の紅花染めの第一人者として知られる新田秀次は新田英行の父ですが、父 新田秀次が紅花染めの研究に着手したのは昭和38年と、その歴史は長くはありません。

染料の抽出の仕方や温度、色の安定方法など、試行錯誤を繰り返しながら、夫婦で研究を重ね、伝統工芸展などで美しい紅色の着物を発表し、紅花紬を広めることに尽力してきました。

父の紅花染めの研究を受け継ぐ新田英行は、創業明治17年、100年以上続く紬織物の機屋「新田」という工房の代表取締役として、山形産の最上紅花にこだわったものづくりで、美しい紅花染め作品も手がけています。


新田英行の作品は、紅花独特の輝くようなピンクのグラデーションを中心とした優しい色合いを得意とし、着物通からも人気の作家の一人です。 【着物買取いわの】では、新田英行の紅花染めの反物や紅花紬などの買取をしております。新田英行の紅花紬のご売却でしたら、着物買取実績多数の【着物買取いわの】にお任せください。




紅花染、紅花紬お買取りします




新田英行の父 新田秀次が再興に尽力した紅花染め。【着物買取いわの】では、紅花染めの反物や着物、帯などの買取をしています。

その昔から米沢の紅花は、米沢から京都など日本全国へ運ぶ際、途中で腐らせないために、その抽出した染料を煎餅のようにして乾燥させますが、これを紅花染めでは「花餅」といいます。この花餅は1枚作るのに4~50本の花を摘むという、大変な貴重なものであったそうです。


紅花染めは、同じ紅の染料でも重ね染めを繰り返すことによって色合いが濃く変わっていきます。紅花染めの色は、赤や黄色のみであるイメージがありますが、媒染剤を用い、その媒染剤に藍などの他の染料を重ね染めすることにより、青色や紫の色など様々なバリエーションの色もつくることができるのだそうです。 紅花染めは、その柔らかで温かみのある色合いと、野趣に富んだ素朴な風合いが人々に好まれています。


紅花染めを手掛ける新田英行の新田工房は、最上川の肥沃な地場の紅花を用い絹織物の一大産地の米沢において、群を抜いた生産数を誇っています。また、品評会でも数々の賞を受賞し、皇太子同妃両殿下もご鑑賞になったこともあるという伝統の技法を踏襲しながらも、今もなお新しい染織技法に最先端で取り組んでいます。

新田英行などの紅花染めの作品をお持ちではありませんか?箪笥にしまったままの紅花染の反物や、長年着ていない紅花紬の着物などございましたら、是非着物買取いわのにご連絡ください。

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