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佐藤昭人の作品買取ります

2015.2.17

佐藤昭人の藍染作品お買取りします

 


阿波藍を守りつづけてきた徳島の佐藤家19代目藍師 佐藤昭人。佐藤昭人は、阿波藍の第一人者にして、国選定 阿波藍製造「文化財保持者」、厚生労働省認定 卓越技術者「現代の名工」でもあります。 【着物買取いわの】では、佐藤昭人の藍染の作品の高価買取をしています。


「青は藍より出でて藍より青し」ということわざがありますが、藍染の青は、ジャパンブルーとして世界に知られるほど深く鮮やかな日本を代表する色です。その藍染の徳島県名産が、阿波藍です。タデ科の植物である藍の乾燥葉を発酵させてつくる天然藍染料を蒅(すくも)といいますが、蒅を使った染料液によって染められ、徳島で製造される蒅のことを阿波藍といいます。

阿波藍の起源は平安時代とされていますが、江戸時代に蜂須賀家政公が阿波藩主となった頃、藩では藍の生産を保護・奨励し、阿波藍の質の良さからも隆盛を極め、藩に莫大な富をもたらしました。 しかし、その後は西洋藍の流入で日本の藍の生産は激減し、また、戦争の影響で藍つくりが禁止されるなど存続の危機にも面した時期がありました。

そんな時期、阿波藍のもととなる蓼藍の栽培が途絶えると阿波藍の歴史が終ることになると、17代目の佐藤平助は、人里離れたところでひっそりとつくり続け、その努力と信念により、美しいジャパンブルーの阿波藍を今に継承することができたのです。

こういった歴史のある阿波藍ですが、19代目の佐藤昭人は、10歳のころから祖父に藍作りの手ほどきを受け、 江戸時代から続く蒅の製法と天然灰汁醗酵建てという日本古来の染色技法を継承し、文化庁長官賞受賞 、内閣総理大臣賞受賞 ものづくり日本大賞なども受賞しています。

現在では、生活の洋風化などから着物離れや安価な化学染料等の利用などにより、伝統的な天然の藍染の阿波藍を取り巻く環境は厳しいものがある中、佐藤昭人は日本の伝統色の藍を守り続け、藍染の原料 蒅を作り続けています。

佐藤昭人の阿波藍作品をお持ちではありませんか?【着物買取いわの】では、佐藤昭人の作品を高価買取致します。




佐藤昭人の作品買取について



日本一の蒅職人である佐藤昭人は、蒅の原料である蓼藍を自らの手で育て、藍畑に足す堆肥作りまでをも自ら行い、藍を育て、その葉を蒅へと加工するすべての作業に携わっています。 現在、日本国内で染められる藍染の染料は99%以上が合成化学染料インディゴを使ったものとなってしまい、阿波藍の蒅を使った天然灰汁発酵建てで染められる藍染は1%ほどになってしまったそうです。

佐藤昭人によれば、阿波藍の特有の藍色は長年変わることなく、使うほどに色に深みを増し、また消臭、虫除け、蛇よけ、抗菌効果もあるということで、江戸時代に徳川家康が着用した着物などは、何百年経った現在も千余点が現存するのだそうです。 化学染料ばかりの時代に、藍作りは絶対絶やしてはならない日本の文化という信念のもと、佐藤昭人は徳島県特産の藍染ジャパンブルーを守り続けています。


佐藤昭人の藍染訪問着や小紋などをご売却してみませんか?稀少な佐藤昭人の阿波藍の作品は、多少難があっても高価買取の対象となっております。佐藤昭人の作品買取なら、着物買取実績豊富な【着物買取いわの】にお任せください。

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