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江戸更紗買取ます

2015.2.26

江戸更紗買取ます

 


サラサは、更紗や沙羅沙など表記は様々ありますが、源流はインドにあり、紀元前後2000年という昔に地中海方面に輸出されていたとみられています。当初、更紗はごく細く紡いだインド綿に茜、藍、黄色、緑などの染料で細密な宗教的クシュリナ模様や幾何学的文様を染め上げたもので、インドやタイの寺院や祭りの像の掛け布に用いられました。その後、独自の発達を遂げ、東南アジア、ヨーロッパなどに広がりました。


日本へは室町時代末期から安土桃山時代のころ伝わり、江戸時代中期には、渡来のエキゾチシズムの更紗の図柄を模倣することから始まり、日本人の繊細な美意識を通して洗練され、日本特有の更紗模様が生み出されるよういなりました。

和更紗は、堺更紗、鍋島更紗、長崎更紗、天草更紗、京更紗、江戸更紗などがありますが、地域ごとに特徴のある更紗が生み出され、伝統工芸として伝えられてきました。

江戸更紗は、水が硬水なので渋い色といった特色があり、異国情緒を漂わせつつ、深い渋味のある味わいを持っています。

江戸更紗は、日本の風土と独特の美意識をもって型紙摺りの技法により発展し、熟練した職人たちに支えられ受け継がれてきました。

絹に咲く曼荼羅のような江戸更紗。【着物買取いわの】では、江戸更紗の買取をしています。




真田定男の江戸更紗買取ます



一反の反物を仕上げるのにおよそ1カ月かかるという江戸更紗ですが、その型染めには、多くの職人が必要とされ、職人の育成や存続も難しいといいます。 二代目更甚 真田定男は、その江戸更紗の伝統を守り、何百枚もの型紙を使う型染めの職人として黄綬褒章を受章した江戸更紗職人です。

二代目更甚は、江戸時代後期より5代に渡り伝統工芸品である江戸更紗を継承してきました。

更紗は、空間をみせる着物にあって、空間を埋め尽くすのが特徴とされています。そして、江戸更紗には型紙を使用して刷毛をもって摺り上げる「型摺り更紗」と、毛筆を用いて書き上げる「手書き更紗」がありますが、他の江戸更紗が型摺り技法のみを用いているのに対し、真田定男の二代目更甚は、両方の技法を用いて、江戸更紗を産み出す唯一の工房となっています。


江戸更紗の製作工程では、まず構想を練り図案が描かれ、それを色分解してそれぞれの型紙に彫り、型紙屋は和紙を幾枚も重ねて渋柿で固めます。真田定男の二代目更甚では、最低40枚、最高700枚を超える型紙で、一反の絹へ更紗模様を摺り染められます。こうして何百回も摺り重ねられることにより、一色一色が重なって、一枚の華麗な江戸更紗となるのです。

【着物買取いわの】では、稀少な伝統工芸である二代目更甚 真田定男の江戸更紗を高価買取致します。真田定男などの江戸更紗の買取なら【着物買取いわの】にお任せください。

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