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翠山工房の辻が花 買取ます

2015.4.8

翠山工房の辻が花 買取ます

 


【着物買取いわの】では、新潟県十日町市にある「辻が花」を創作している株式会社 桐屋の工房「翠山工房」の買取を致しております。


「辻が花」というと、どんな着物なのか...言葉だけでは、なかなかわかりにくいかと思いますが、 歌舞伎役者の市川海老蔵が小林麻央と結納の記者会見の時に着用していた着物が辻が花というとイメージしやすいかもしれません。

辻が花とは、室町中期から江戸時代にかけて流行した絞り染めの技法で、最盛期の安土桃山時代の豪華絢爛たる桃山文化を演出しました。

豊臣秀吉や上杉謙信などの武将やその時代に姫君に愛された辻が花ですが、江戸時代初頭に友禅技法が普及していくと、技術が困難なこともあり、その姿を消してしまいます。

現存する桃山時代の辻が花は、300点ほどしかなく、それ故、辻が花は「幻の染」とよばれています。


翠山工房は江戸寛永年間の創業とされ、現在は辻が花専門に訪問着や振袖などを製造している老舗の機屋です。

翠山工房は、すべて国内生産で良いものを作っている信頼のおける機屋ということで、着物愛好家からの評判も高く、【着物買取いわの】でも買取に力をいれております。




翠山工房の辻が花買取について



翠山工房の名は、桐屋の五代目田村久平が明治時代に工房を開く際、新潟の十日町地方の山々が翠濃く、水清くして美しい景観であることから雅号を「翠山」としました。

桐屋 翠山工房の現当主は、九代目となり現在は、辻が花を主として製作していますが、それまでは様々な転換期を迎えています。明治時代は、麻織物から絹織物へ、昭和に入って織物から染めへと転換し、辻が花の製作は昭和50年代になってからですが、それ以後30年以上にわたり、辻が花を創作し続けています。

翠山工房は辻が花のデザインから、染め・絞り等の全行程は新潟十日町で行い、辻が花に魅せられた職人達が手仕事にこだわって制作しています。

翠山工房の辻が花をつくる工程は全部で74工程あり、図案から仕上げまで他に類をみない高度な技術が駆使されています。手描き友禅 の工程では、50色以上の染料を、柄部分に一色一色、それぞれ筆を替えて丁寧に手で色を挿していき、翠山工房ならではの繊細で美しい辻が花を表現しています。


翠山工房の辻が花には、作品により「翠山」や社長の雅号「憲峰」などの落款が使われておりますので、買取査定のお問合せの際は、お着物全体の写真と落款部分、たとう紙などのお写真をお撮りいただき、【着物買取いわの】までメールに添付する形でお送りくださいませ。折り返し買取担当者より、買取査定額などについてご案内申し上げます。

翠山工房の辻が花買取なら、着物の知識と買取経験豊富な専門スタッフが常籍する【着物買取いわの】に是非ご連絡ください。

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