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藤村玲子の紅型作品買取ます

2015.4.30

藤村玲子の紅型作品買取ます

 


【着物買取いわの】では、琉球紅型作家 藤村玲子の作品買取を致しております。

紅型(びんがた)とは、琉球王朝の時代に生み出された沖縄を代表する伝統的な染色技法で、型染による表現の多様性によって、大胆な構成と独特の鮮やかな色の組合せが特徴です。紅型と他の伝統的な染色物との違いは、顔料ならではの発色と、型彫りに突き彫りを採用しているところなどがあげられますが、紅型は一人で自由に作るため作家の創作性が高く、人間的な温かみがあるというような長所があります。

藤村玲子は、その紅型の技術研究の第一人者として知られ、「紅型三宗家」の一家 城間栄喜より紅型を学び、20代で独立し「藤村紅型工房」を設立しました。 藤村玲子は、沖縄県指定無形文化財「紅型」の保持者でもありました。


鮮やかな色とおおらかな柄で知られる紅型において、藤村玲子の作品は、他の紅型とは趣を異にしています。

色鮮やかな海に囲まれた沖縄の紅型であろうかと思うくらい、藤村玲子の紅型作品は、孤独を湛えています。

藤村玲子の紅型は、明るくきらびやかなものだけではなく、沈んだ色、くすんだ色を基調にしているものが多いといわれます。

藤村玲子は、色使いの品の良さと 柄の構成力の高さで名人と謳われましたが、作品に対する厳しい姿勢故に作品の数が極端に少ないことでも知られます。

澤地久枝著「琉球布紀行」の中で、藤村玲子について「城間栄喜をおじさん、栄順を兄さんと呼んだ日を持つ藤村玲子氏は、現在の紅型作家の頂点にいる作家であり、寡作という言葉はこの人のためにあるように、作品の数は少ない。厳し過ぎるほどの制作姿勢の結果である」と評されるほど、藤村玲子は、自分の作品に心血を注いでいたのです。

藤村玲子の稀少な紅型作品をお持ちでしたら、ご売却してみませんか?【着物買取いわの】では、藤村玲子の作品を高価買取しております。




藤村玲子の作品高価買取致します




藤村玲子は10代でカリエスに侵され、病魔と闘いながら紅型を染め続けましたが、体力が続かなくなり 惜しまれながら2009年に工房を閉じ、そして、2015年1月に残念ながら享年77歳でお亡くなりになられました。


染織家として、琉球王国時代の紅型の復元や後進の育成など伝統継承と発展に尽力した藤村玲子は、琉球舞踊の本家の衣装も手がけましたが、作品は市場にあまりでまわらず、また他の紅型とは趣の異なる、その媚びることのない作風が支持されていました。


寡作であった藤村玲子の紅型作品は、もう新しく作られることがないので、大変稀少価値が高いものとなっています。

手放してもよいとお考えの藤村玲子がございましたら、【着物買取いわの】が高価買取致しますので、是非ご連絡ください。城間栄順や玉那覇有公の紅型も高価買取しています。

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