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小森久の作品買取ります

2015.5.11

小森久の作品買取ります

 


【着物買取いわの】では、草木染の染匠 小森久の作品買取をしています。

小森久は、筑前秋月(福岡県甘木市)の博多織職人の父のもとに生まれ、元々は博多織職人でした。その後戦争を経て、敗戦を迎えた日本では、着物どころではなくなり、木炭を焼いていた父の仕事を手伝うようになります。その時に小森久は、山奥での仕事をやりながら、山の美しさを身にしみて感じるようになります。小森久は、自然の材料を使って、自然の色を再現しようと、草木染をはじめるようになり、以後60年以上草木染一筋に製作活動を続けてきました。


小森久自ら「本・草木染」と名付けた技術は、昭和50年に甘木市無形文化財に指定され、以来、博多織求評会や全国織物大会などで、文部大臣賞、厚生大臣賞、東京都知事賞、全国百貨店賞といった大賞を次々に受賞しています。さらに小森久が草木染技術等の薬草の研究も高い評価を得ており、その書物が国立図書館にも所蔵されています。

草木染の条件は、材料が豊富にあり、水が美しいということ...という小森久は、その条件がすべて揃った筑前秋月の地に小森草木染工房を構え、自然の色を一本一本の糸に再現しています。

使うご予定のない小森久の「本・草木染」の作品をお持ちではありませんか?小森久の作品買取でしたら、呉服の知識と買取経験に長けた専門のスタッフが常籍する【着物買取いわの】にお任せください。




小森久の作品買取について




天然の植物を植物染料として染める方法である草木染ですが、独創的な草木染である小森久の「本・草木染」に用いられる草木は茜、藍、山桜など約160種類あり、初夏から秋にかけ、草木の葉が朝露を含んでみずみずしい早朝、採取した素材が使われます。

そして、大釜でその草木を煎じ、その染め汁に糸をさらし、清冽な石清水ですすがれます。そして「染めてはすすぎ、干す」これを幾度となく重ね、繰り返し、糸の芯まで色を通し、織り上げの工程に入ります。様々な色に染められた糸は、工房で丁寧に巻き取られ、絢爛たる帯へと織り上げられていきます。小森久の「本・草木染」の博多織の場合、使われる縦糸は5000~8000本に達するといわれています。こうした丹念なる手仕事の結晶として小森久の「本・草木染」の作品は生まれるのです。


すべて自然から生まれる小森久の草木染は、同じ色は二度とは出せないといいます。また、自ら薬草の研究でも評価の高い小森久の草木染に使われるものは、昔から民間薬として使われてきたものばかりで、アトピー性皮膚炎で悩んで、小森久の工房を訪れる人も多いそうです。

小森久の作品をお持ちでしたら、ご売却してみませんか?【着物買取いわの】では、小森久の帯地だけでなく、草木染の帯締めの買取もしています。小森久の作品買取なら、全国対応で無料宅配買取も行っている【着物買取いわの】に是非ご相談ください。

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