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帯飾りの付け方・結び方

2015.11.20

帯飾りの付け方・結び方


「帯飾り」とは、帯の周りに加える装飾小物の総称です。

着物にはアクセサリーはNGのイメージですが、和の装いの中で唯一認められているアクセサリーが、帯周りのアクセサリー「帯飾り」です。

帯周りに一つ帯飾りを加えるだけで、雰囲気が変わり、ワンランク上のお洒落な和装コーディネイトが楽しめます。 帯の装飾小物という意味では、「帯留め」も帯飾の一種といえますが、ここでは、最近の若い人たちが浴衣を着る時に、可愛らしくアクセサリー感覚で使われている帯飾り「根付」の使い方・つけ方・結び方などについてご案内します。


帯留めは、帯締めをしないと付けられませんが、帯飾り「根付」は、帯にはさむだけなので、簡単に取り入れられます。季節や遊び心を感じさせるモチーフの帯飾り「根付」を使って、お洒落に和装を楽しむことができます。


根付とは、江戸時代の浮世絵などにもみられるように、もともとは武士や町人達が、巾着や煙草入れ、印籠などを帯に吊るす時につけた滑り止めのための留め具です。

ひと昔前は、年配の女性が、根付のついたがま口を帯の中に挿し入れて、買い物をする時に取り出すというような、実用的なイメージでした。最近では、お祭りや花火大会に、若い人達が浴衣を着るときの、可愛い和装アクセサリーとして、帯飾り「根付」が人気です。



帯飾り「根付」の付け方・結び方・使い方

帯飾り「根付」をつける方法は色々あります。

小銭入れに付ける~外国製にはみられませんが、日本製の小銭入れや、印鑑入れの留め金には、ほとんど根付を付ける小さな穴があります。小銭入れを帯飾りのためだけに使用するなら、帯を傷めないように、布製の小振りのものがよいでしょう。


小銭入れ以外のものに付ける~小銭入れ以外にも、茶席用の楊枝入れなどに帯飾を結んで、帯に挟むのもよいでしょう。また、穴のついた小さい鏡や、懐中時計に、帯飾りを結んで、使う方もいらっしゃいます。


帯飾りプレート・帯挿しを使う~「帯飾りプレート」や「帯挿し」と呼ばれる写真のようなプレートに帯飾りを結んで使うのが、最近では一般的で、簡単です。価格も安く、帯から根付けなどの帯飾りが落ちにくいように、長さや形を工夫したものも売られています。


帯飾り「根付け」の位置は、扇を左にす時は、帯飾りを右に付けるという人もいますが、何もない場合は、左側に付けている方が多いようです。

また、帯の柄の位置によって、位置を調整したり、また、帯飾りの色やモチーフも、着物や帯の色や柄とあわせて、季節感を加えると、ワンランク上の和装コーディネイトが楽しめます。

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