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羽織の買取を行っております

2015.11.26

羽織買取ます

羽織は着物の上に着る洋服で言うとジャケットやカーディガンのようなものですが、防寒着としての役割も持っており、袷の羽織の場合、一般的に紅葉が始まる頃から桜が咲く頃まで着る事ができます。
多分、この季節に街中を歩いている着物姿の女性を見かけると羽織を着ている人が多いかと思います。


そんな羽織ですが、起源は安土桃山時代の戦国武将たちが鎧の上から防寒着として着用していた陣羽織だと言われており、江戸時代に入ってから町人へと広がっていきました。
それでも羽織は戦国武将の軍装に由来するものであった事から女性が着用する姿はあまり見られず、深川芸者が江戸時代の中期頃から着用するようになった事が名物として話題となり、花柳界にも広がっていきました。
では一般女性が着用するようになったのはいつ頃からなのでしょうか?それは明治期以降とつい最近の出来事なのです。
また、羽織は女性の場合正装と認められておらず、おしゃれ着としての要素が強いため、室内であっても脱がなくても良い事となっています。
また、黒紋付羽織の場合、これを着用する事でどんな着物でも礼装となるため、昭和時代末期まで入学式や卒業式に付き添う母親の定番スタイルとなっていました。


ご自宅で着る機会の減ってしまった羽織のご売却をしませんか?需要が高まるこの季節、【着物買取いわの】では羽織の買取を強化しておりますので、お気軽にご相談下さい。




羽織の買取について

防寒着の役割を持つ、着物の上に着用するものは羽織以外にも道中着や道行など似たようなものが存在しますが、道中着と道行は洋服で言うコートのようなものですので、室内で着用する事はマナー違反とされており、室内に入る前に脱いでおく必要があります。
では、そんな道中着や道行と羽織をどう見極めればよいのか言うと、その答えは簡単です。
羽織は前身頃を完全にうち合わす事が構造的に無理が生じるため、前を紐で結ぶ仕様となっており、それに対して道中着や道行はしっかりと前身頃を合わせて止める事ができるようになっています。
そのため、羽織には紐が付いていない場合が多く、羽織紐という飾り紐で前を止めるのが一般的となっています。
もちろん、【着物買取いわの】では羽織紐の買取も行っており、使われている素材によっては高価買取も期待できます。


羽織の買取ではシミ、汚れ、ほつれの有無、使われている素材などによって買取額が変わってきますので、お問合せの際はどのような羽織なのか詳細をお伝え頂けると査定がスムーズに進みます。
また、羽織には流行があり、丈が長かったり、短かったりしますので、そういった部分も忘れずにお伝え下さい。

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