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ろうけつ染めの買取を行っております

2015.12.14

ろうけつ染め買取ます

【着物買取いわの】では年間に多くの着物や帯の買取を行っており、そのどれもが素晴らしい作品ばかりです。
着物や帯には様々な染色方法が存在し、ろうけつ染めも着物や帯でよく見られる染色技法です。
ろうけつ染めは天平時代に大陸から伝わった「天平の三纈」と言われる染色技法の一つで、蝋を熱で溶かしたものを使って防染する技法で、蝋が冷えて固まるとひび割れのような亀裂が生じ、染める時にそのひび割れに染料が染み込むため、まったく同じ物はこの世に一つとしてありません。
ろうけつ染めにもいくつかの技法があり、筆に蝋をつけ水墨画のように絵を描くように柄を描いて染色する「蝋書き」は、蝋をたくさん含ませる事によって防染力が強くなり、より鮮明に白が残るため、防染する蝋の量を調整して濃淡を出す場合もございます。
また、染料の浸透にムラがあるため「もぐり」と呼ばれる柔らかい雰囲気を持つのが特徴で、温かみのある着物や帯が出来上がります。
この他にも型版を作りスタンプの様に蝋を押す技法「押﨟纈」があり、「蝋書き」と「押﨟纈」を併用した着物や帯も存在します。


そんなろうけつ染めですが、天平時代では輸入された蜜蝋を使用していましたが遣唐使が廃止されて蜜蝋が輸入されなくなってしまった事をきっかけに一度技法が途絶えてしまいました。
現在使われているろうけつ染めは明治時代末期に復興された技法で、総手描きのろうけつ染めは1つの反物を仕上げるために一人の職人が何日もかけて蝋で柄を描き続けるため、大変手間がかかり、現在ではあまり見かけなくなってしまいました。
ご自宅で眠ったままになっている着物や帯にろうけつ染めのお品物がございましたら【着物買取いわの】が評価買取致しますので、まずはお電話、メールにてお問合せ下さい。




ろうけつ染めの買取について

ろうけつ染めの作品は独特の風合いを持っており、中古市場でも注目されているお品物で、ろうけつ染めの買取では、作家物であれば作家の評価もプラスされるため、高価買取が期待できるお品物も存在します。
【着物買取いわの】ではろうけつ染めの着物、帯、反物の買取を行っており、お問合せの際はどのようなろうけつ染めなのか、作家物であれば作家名、描かれている柄(モチーフ)、生地の種類など分かる範囲で構いませんので、お伝え頂くと査定がスムーズに進みます。
ただし、シミ、汚れ、破れ、ほつれなどは査定額に影響を与え、あまりにも酷いものですと買取る事ができませんが、まとめて複数であればリメイク素材としての価値で買取る事ができる場合もございます。
ご自身で価値がないと判断して処分してしまう前に、年間に多くの買取実績を持つ【着物買取いわの】までお気軽にご相談下さい。
【着物買取いわの】では査定・見積など無料で行っており、買取不成立となりましてもお客様へ費用を請求する事はございませんので、まずはお電話、メールにてお問合せ下さい。

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