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羽越しな布の買取を行っております

2015.12.22

羽越しな布買取ります

羽越しな布は経済産業省の伝統的工芸品に指定されている木の皮で織られている織物で、山形県庄内地方と、新潟県越後地方で盛んに作られていた事から、それぞれの地方の旧名である羽前と越後の頭文字をとって「羽越しな布」と呼ばれるようになりました。
木の皮が原材料の羽越しな布ですが、羽越地方の山岳部に生息するシナノキの樹皮から、靱皮を剥ぎ取り、それを1年以上という時間をかけて繊維を糸に加工し、初めて布として織る事ができます。
日本には藤布、楮布、麻布など木の皮を使った織物が多数存在しますが、この羽越しな布は沖縄県の芭蕉布、静岡県の葛布とともに「三大古代織」と言われており、日本最古の織物でもあります。


そんな羽越しな布は雪深くなる羽越地方の冬の閑散期の女性の貴重な収入源でもあり、丈夫で水に強い特性を持っているため、日常的に着用する仕事着に用いられ、盛んに作られていました。
しかし、西洋文化が日本に入ってくると綿や化繊といった機械で糸を作り出す事ができる繊維が普及した事から、手間のかかる羽越しな布もその煽りを受け衰退していきますが、古くから伝わる日本文化を見直す動きが見られるようになり、素朴さを生かした民芸品の開発が行われ、羽越しな布も再び注目を浴びるようになりました。
そんな羽越しな布のご売却をしませんか?【着物買取いわの】では羽越しな布の買取を行っておりますので、ご売却をお考えの羽越しな布がございましたら、まずは【着物買取いわの】までお気軽にご相談下さい。




羽越しな布の買取について

羽越しな布と言っても買取額は品物によって様々で、こちらのお写真の羽越しな布のように、重要無形文化財「紅型」の保持者である玉那覇有公が手掛けた作品は、羽越しな布・玉那覇有公・紅型といったプラスの評価が付くため、高価買取となります。
お問合せの際は、羽越しな布のどのようなお品物なのか詳細をお伝え頂く事が大切で、情報が多ければ多いほど査定がスムーズに進みます。
また、ご自身ではよく分からない場合もあるかと思いますので、そういった場合はメールやオンライン査定でのお問合せをお勧めしており、画像を添付してお問合せ頂ければ弊社の買取担当の者から折り返しご連絡致します。


【着物買取いわの】では羽越しな布以外の織物でも買取を行っております。
タンスに仕舞ったままになっている、遺品整理、形見の処分などご売却する理由は様々かと思いますが、ご自身で価値がないと処分してしまう前に、査定・見積無料の【着物買取いわの】にお任せ下さい。

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