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多摩織の買取を行っております

2016.1.5

 

多摩織買取ます

多摩織は1980年に国の伝統工芸品として認められた織物で、現在は八王子周辺で織られています。
八王子周辺は昔から桑の木が自生していた事から蚕業が盛んに行われており、生糸や絹の産地として知られ、平安時代から絹が織られていました。
その後、室町時代後期に北条氏が領民の産業として奨励した事で産地としての基盤が作られ、滝山紬や横山紬といった様々な織物が織られるようになりましたが、国の伝統工芸品の認定を受ける際にいくつかの織物を総称して多摩織となりました。


多摩織は1反織るのに1週間くらいで織れるものもありますが、これはあくまで機械織りの場合で、手織りの場合は1ヶ月以上かかります。
これでは商売にならないと店を閉めてしまった機屋も多く存在し、戦後の経済成長の中で存続の危機に直面しましたが、残った機屋が尽力した事によって現在も失われずに続けられています。
そんな多摩織には本糸、玉糸、紬糸の3種類の糸が使われており、通常、伝統工芸品は1産地1品種なのですが、多摩織の場合5品種と多く、これには江戸に近く、お客のニーズに合わせて様々な織物が開発された事が大きく関係しているそうです。
ご自宅で眠ったままになっている多摩織はございませんか?知名度はあまり高くありませんが、【着物買取いわの】では買取を行っておりますので、まずはお電話、メールにてお問合せ下さい。




多摩織の買取について

多摩織は国の伝統工芸品に認められているため、規定にクリアした織り方で織られた多摩織には伝統証紙が付けられています。
伝統証紙が貼られている多摩織はプラスの評価となり、買取額が高くなる傾向にあります。
また、多摩織の伝統工芸士であり、多摩織を伝統工芸の指定を受けるために尽力した澤井榮一郎の作品は高価買取となっており、【着物買取いわの】でも買取を強化している作家の一人です。
処分をお考えの着物や反物の中に多摩織はございませんか?
【着物買取いわの】では長年の経験と豊富な知識を持つ鑑定士によって査定・見積を行っており、市場評価を踏まえながらもお品物の本当の価値を見出した買取額を提示しておりますので、気になるお品物がございましたら、お気軽にご相談下さい。

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