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伊兵衛織の買取を行っております

2016.2.2

伊兵衛織買取ます

伊兵衛織は静岡県浜松市の旧家・高林家で織られている紬で、2匹のサナギが同時に1つの繭を作り、出荷する事のできない玉繭を座繰り(ざぐり)という道具でゆっくりと手作業で紡いで合糸しています。
そのため通常よりも4倍ほど太く、絹とは思えない節のある均一ではない糸を使っているのが伊兵衛織の最大の特徴です。
そしてこの糸の風合いを崩さないように遠州の木綿を織る手織機を使って織り上げられるため厚手で一年中単衣で着られると言われています。


伊兵衛織は高林家当主の屋号である「伊兵衛」を用いている織物ですが、これには14代当主・高林兵衛が柳宗悦が提唱していた民芸運動を推進していた事、高林兵衛を柳宗悦に引き合わせた織物職人・平松実が高林兵衛の理想に共鳴し、家族が着るための衣類として農閑期に主婦が作っていた手織物をもとにざざんざ織を生み出しました。
その後、平松実の後継者である長男が当時不治の病とされていた結核にかかり、新たに後継者として次男が修行に励みました。
しかし、長男は奇跡的に回復し、次男はのれん分けするような形で独立し、ざざんざ織をもとに新たな織物を高林家の邸内で生み出し、伊兵衛織としました。
このように由緒正しい歴史を持つ伊兵衛織のご売却をしませんか?【着物買取いわの】では伊兵衛織の高価買取を行っておりますのでお気軽にご相談下さい。




伊兵衛織の買取について

伊兵衛織は使い込むほどに美しさを増す「用の美」を追求した織物ですので、5年、10年と時が経過する毎に一般の紬とは着心地がまったく違い、そこが魅力として着物ファンから愛されています。
柄はシンプルな格子か縞が多く、デザインは高林兵衛が民芸運動当時に全国各地で織られた布を集めた縞帳などを参考に決められているそうです。
そして先ほどもお話しましたが厚手の生地なので着物だと単衣に仕立てられている事も伊兵衛織の特徴です。
お問合せの際はどのような状態の伊兵衛織なのかお伝え頂けると査定がスムーズに進み、お客様のお時間をとらせる事はありません。
また、ご自身ではよく分からない場合はメールやオンライン査定よりお問合せいただければ画像を添付する事ができ、弊社の買取スタッフがその画像を見て折り返しご連絡をしております。


伊兵衛織などの織物の場合、実際にお品物を拝見しない事には、はっきりとした買取額を提示する事ができませんので出来る限りご自宅までお伺いして査定する出張買取を行っておりますが、【着物買取いわの】では出張費などを請求する事はございませんので、お気軽にお問合せ頂ければと思います。
皆様からのお問合せ、スタッフ一同心よりお待ちしております。

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