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南部裂織の買取を行っております

2016.2.4

南部裂織買取ます

南部裂織は青森県八戸市で作られている厚手の織物で、裂いた布を緯糸に織り込んでいるという特徴があります。
南部裂織の産地である青森県八戸市は冬になると雪深くなる極寒の地である事から暖かい綿が重宝されていましたが、極寒の地では綿の栽培を行う事ができず、綿の産地から入手する以外方法はありませんでした。
そのため着る物と言えば、麻布、藤布、科布を自分たちで織ったものが主流でした。
大坂(現・大阪)から北前船で運ばれた木綿が流通するようになってからも綿は高価であった事から大切に扱われ、ほんの少ししかないはぎれのような布も大切に扱い、重ねて刺し子にしたり、最後には裂いて経糸に麻を張り、緯糸にこの裂いた布を織り込んで、夜着、仕事着、帯などを作るようになり、南部裂織が誕生しました。
こうして南部裂織は冬の農業の閑散期の女性の現金収入源として織られており、化学染料で染めた布を用いるようになると、これまで地味な色合いしかなかった南部裂織に赤、ピンク、緑、青など色鮮やかな色彩が展開されるようになりました。


南部裂織のご売却をしませんか?不要な南部裂織をお持ちでしたら【着物買取いわの】がしっかりと評価して買取らせて頂きますので、まずはお電話、メールにてお気軽にお問合せ下さい。




南部裂織の買取について

南部裂織は昭和23年に大麻取締法が制定された事により、麻を育てる事ができなくなったため麻織物を織る事ができなくなってしまいました。
麻織物は南部裂織にとって欠かす事のできない織物ですので必然的に南部裂織の生産量が減っていき、それに伴って技術が衰退していきました。
そんな中、一本の裂織の帯に出会ってその紫の縞模様の味わいのある色と丹念に織られた風合いに魅せられた菅野暎子が南部裂織の普及と伝承のため「南部裂織保存会」を発足し、1975年から今日まで伝統的な作品ばかりでなく、現代の生活にも合った自由な製品を南部裂織で制作しており、ポーチなどの小物類を中心に展開しています。


そんな南部裂織ですが、【着物買取いわの】がお買取できるのは着物や帯、布地の南部裂織です。
南部裂織はリメイク素材として人気が高く、江戸時代に制作されたものは骨董的価値もあるため高価買取となる場合もございます。
また、南部裂織のポーチなどの小物類は1点では評価する事はできませんが、複数まとめてであれば評価する事ができる場合もあります。
南部裂織の買取ではシミ、汚れ、ほつれなどマイナス要素がありますと折角の高い評価も低くなってしまいますので、保管場所や保管方法に気を付ける事でマイナス評価を防ぐ事ができます。
その他、南部裂織の買取でご不明な点、ご質問などがございましたら、お気軽にお電話、メールにてお問合せ下さい。

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