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川平織の買取を行っております

2016.2.5

川平織買取ます

【着物買取いわの】では様々な織物の買取を行っており、日本でも随一の織物の産地である沖縄の織物は中古市場でも取引されているものが多く存在し、川平織もそんな沖縄の織物の一つです。
川平織と聞いて石垣島を思い浮かべた方は沖縄が好きな方だと思いますが、川平織の名称は石垣島にある美しいブルーで有名な川平湾のある川平地区がその由来となっています。
川平織は石垣島に移住した一人の女性によって生み出されたオリジナルの織物で、沖縄の伝統的織物である浮き花織、ロートン織、花倉織などの技法を用いて現代的なデザインで作られています。


川平織を考案したのは、八重山の伝統織物であるミンサー織の現代の名工の一人、新絹枝に学んだ深石美穂という作家です。
深石美穂は武蔵野美術大学在学中に当時ボーイフレンドで現在の夫と二人で西表島でキャンプを行い、その時の自然の中で暮らす楽しい日々を忘れられず、卒業後に石垣島に移住しました。
こうして石垣島で本格的に絹織物に携わるようになり、独立して川平湾近くに絣という意味を持つ言葉「からん」を用いてからん工房と名付け川平織を開始しました。
工房を構えた当初はインド藍を三反ほど栽培し、種まき、収穫から整藍、自然発酵建、染めに至る工程を全て行っており、島の蚕農家から繭を分けてもらい、座繰りによる整糸も行うなど、川平織に関する全ての作業をこなしていました。
現在は仕事量が増えた事や、島の蚕農家が廃業してしまった事を理由に外部からの調達によって川平織を作り続けています。
工房には何人かの弟子もいて、弟子の作品が不出来だとその作品を燃やしてしまうスパルタぶりを発揮していますが、これには素材に対する申し訳なさを実感し、次からは中途半端な気持ちで制作にあたらないように教えるための過激な行為なんだそうです。


東京でも個展を行い、認知度が上がってきている川平織は【着物買取いわの】でも買取を行っておりますので、ご売却をお考えでしたらお気軽にお電話、メールにてお問合せ下さい。




川平織の買取について

川平織は沖縄の伝統的な織物の技法を用いていますが、特に花織の特色が一番表現されています。
また、深石美穂が生み出す絣はとても複雑で、経緯絣を巧みに使い、文様の微妙なズレを特徴的な意匠としています。
また、染材には自然豊かな川平地区の草木を用いており、美しい発色とさらりとした風合いに織り上げています。


川平織にはこちらのお写真のような証紙が付けられています。
証紙の有無は買取額に大きく影響してきますので、ゴミとして処分してしまう方もいらっしゃいますが、できるだけ処分せずにお品物と保管しておく事で買取額アップに繋がります。

もちろん、証紙がなくても弊社の買取スタッフは豊富な知識と長年の買取経験がありますので、しっかりと評価する事ができますのでご安心下さい。
ただし、川平織はまだ認知度が低く、中古市場でも取引が盛んに行われているわけではないので、1点での買取は難しくなっていますが、【着物買取いわの】では川平織以外の織物の買取も行っており、合わせて評価する事も可能です。


織物などは実際に拝見してみない事には買取額を提示する事が難しいため【着物買取いわの】では出来る限り出張買取で対応しております。
しかし、弊社より遠方にお住まいの方の場合、スケジュールやご依頼内容によっては出張買取をお断りする場合もございますが、宅配買取も受けておりますので、こちらでお願いする場合もございます。
【着物買取いわの】では査定見積の費用はすべて無料となっており、買取不成立であってもお客様へ費用を請求する事はございませんので、ご売却をお考えの織物がございましたら、まずは【着物買取いわの】までご相談下さい。

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