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真岡木綿の買取を行っております

2016.2.16

真岡木綿買取ます

日本にはいくつもの織物の産地がありますが、真岡木綿は栃木県真岡市で織られている綿織物です。
綿織物とは言うものの、丈夫で質が良く、絹のような肌触りが特徴で、かつて「真岡」と言えば、そのまま木綿の代名詞として通用した時期があるほどでした。
それを裏付ける話として、浴衣や手ぬぐいなどに使われる上等な木綿の事を「特岡」と呼んでおり、かつて真岡木綿は「岡生地」と呼ばれ、柔らかな肌触りと染め上がりの良さが評判でこう呼ばれていました。
そのため、「特岡」の岡は「真岡」の岡なので木綿の代名詞とされているのです。


栃木県の真岡は江戸時代から綿の栽培が行われるようになり、農家の女性たちが農業の合間に木綿を織って商品にし、問屋をはさんで江戸に出荷されていました。
これが江戸でたちまち評判となると江戸の木綿問屋はこぞって真岡木綿を買い求め、扱われた木綿の6割が真岡木綿であった事が記録として残されており、文化・文政・天保で隆盛を極め、その頃は年間38万反も生産していました。
しかし、日本が開国すると海外から安価な綿糸が輸入された事によって、手紡ぎ・手染め・手織りの真岡木綿は衰退し、戦後になるとその生産はほとんど途絶えてしまいます。
そこで真岡木綿の復興を図った人達の手によって1986年(昭和61年)に真岡商工会議所が中心となり「真岡木綿保存振興会」が設立され、現在は栃木県伝統工芸士3名を中心に20名の機織り技術者が在籍し、綿の栽培から染色、機織りまで一貫して手作業で行っています。
そのため、完成までに長い時間を必要としており、大量生産はできませんが以前のような質の良い木綿製品を世に送り出しています。


このように波乱万丈な歴史を持つ真岡木綿は完成までに長い時間を必要としていますが、質の良い木綿製品を生み出している普段着として着用できる着物が多く作られています。
真岡木綿の着物や反物をお持ちではないですか?
アンティークの着物としても人気のある真岡木綿は【着物買取いわの】でも買取を行っておりますので、ご売却をお考えでしたらお気軽にお電話、メールにてお問合せ下さい。




真岡木綿の買取について

真岡木綿は江戸時代では絶大な人気を誇っていましたが、現在では木綿という事もあり、そこまで高い評価は受けていません。
しかし、中には1点でも評価する事ができる真岡木綿もあり、着物などに仕立てられている場合、デザインや使われているモチーフ、色使いなどによって評価が変わってきます。
正直、着物の中古市場は高値が付く事の方が珍しく、人気作家や老舗織元・呉服店であっても高価買取となるためにはいくつかの条件が重ならなければ難しいのが現状です。
「高値にならないなら売りたくない・・・」と思っている人もいらっしゃるかと思いますが、その着物はこれからも着る予定はありますか?
衣類は1年着なかったら一生着ないと言われるほど、処分しようと思っても処分できない物が多いお品物です。
特に着物は仕舞ったままにしておくとシワ、シミ、保管臭などマイナス要素が発生してしまう事がございますので、不要と思っているのでしたら価値が下がってしまう前に【着物買取いわの】にお譲り下さい。
【着物買取いわの】では真岡木綿も含め、様々な産地の織物の買取を行っており、実際に拝見してから買取額を提示しておりますので、日本全国を対象に出張買取、宅配買取を行っております。
まずはお気軽にお電話、メールにてご相談下さい。

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