真栄城興茂の作品買取ます

真栄城興茂(まえしろおきしげ)は、沖縄県の北部にある本部町伊豆味で伝統的な琉球絣に独自の技法を加えた琉球美絣の作家として知られ、沖縄で古くから受け継がれてきた琉球絣とは一線を画す存在として知られています。
琉球美絣は真栄城興茂の父である真栄城興盛が開発した真栄城家オリジナルの絣で、真栄城興茂は琉球藍の染色にこだわり、地色を白抜きする抜染や細かい柄を生み出す絣括りなど独自で考案した技法を取り入れ高い評価を受けています。
また、琉球藍の産地である本部町伊豆味に居を構えていますが、そこでは琉球藍をはじめ、福木、楊桃、相思樹など沖縄の植物を使い自身の手で藍を建てているそうです。

早くに父親を亡くした真栄城興茂は大学生の時に家業を継ぐ事を決心しており、沖縄が本土復帰を果たした後、粗悪な藍染めの絣が出回った事を受け、「本物を伝えていくためには自分が作るしかない」と沖縄の伝統の絣柄をしっかり踏まえた上で品位を損なわない独自の感性で柄を創作するようになりました。
そのため、真栄城興茂の生み出す琉球美絣はぼかしの技法をいかした美しさ際立つ琉球絣にはない、まるで沖縄の空と海をそのまま表しているようなそんな作品を作り上げています。
そんな真栄城興茂の作品をお持ちではないですか？【着物買取いわの】では真栄城興茂の作品の買取を行っており、保存状態、デザインなどによっては高価買取が期待できますので、お気軽にお電話、メールにてご相談下さい。

真栄城興茂の作品買取について

真栄城興茂の作品はあまり市場に出回っていない事から中古市場でも取引が少ないのですが、作品の評価は高いため高値で取引されています。
高価買取が期待できる真栄城興茂の作品ですが、シミ、汚れ、ほつれなどがあり、傷みが激しい場合は思ったほど買取額は高くならず、場合によっては買取をお断りする場合もございます。
また、お写真のような証紙がご一緒ですとプラスの評価が付く事もあり、買取額がアップしますのでご一緒に保管しているようでしたら査定時に一緒にお出し下さい。

いわの美術では真栄城興茂の琉球美絣の原点でもある琉球絣の買取も行っております。
琉球絣は国と沖縄県の伝統工芸品に指定されており、それぞれに応じた証紙や織手の氏名や工房名が入ったシールなどが貼られています。
反物の状態であれば端の部分に、着物などに仕立てている場合ははぎれに証紙などがついているかと思います。
証紙も本物という事を証明する大切な査定ポイントですので処分せずに保管しておく事で売却時に有利な査定を受ける事ができます。