ぜんまい紬買取ます

ぜんまい紬はその名の通り、山菜のぜんまいの綿を使用して作られる紬の事で、茶色の節が素朴な紬です。
ぜんまいの綿？と思う人もいるかもしれませんが、ぜんまいは山に生えている時、新芽が綿衣に包まれており、この綿は水を弾き、羊毛にも似た柔らかさを持っており、独特の自然色を持っています。
そのぜんまいを5月のはじめに収穫し、食用に出荷するぜんまいから綿を採取し、この綿を緯糸にして織り上げたものがぜんまい紬です。
ぜんまいの綿は採取したままでは使用する事ができないため、砂やゴミを取り除き、櫛でほぐして繊維を整えてから糸にする事ができる手間のかかった紬です。
限られた時期に限られた量しかぜんまいの綿は採る事ができないため、年間に生産できるぜんまい紬はそう多くはありません。
また、保温性や防水性に優れているうえに、綿自体が害虫から身を守る役目をすることから、一緒に仕舞っておく着物や帯が虫に食われるのを防ぐ事ができると言われています。

結城紬、大島紬、置賜紬など紬を着尽くした着物通の方が手を出す紬と言われるほどマニアックなぜんまい紬は高価買取が期待できる紬の1つです。
着用する場所も限られてしまうため、仕立てたけれど一度も袖を通さずに仕舞ったままになっているぜんまい紬はありませんか？
着物や帯は仕舞ったままにしておくといつの間にかシミや汚れが出て、商品価値が下がってしまいます。
そうなってしまう前に不要なぜんまい紬がございましたら、【着物買取いわの】までご相談下さい。

ぜんまい紬の買取について

ぜんまい紬は色合いによっては牛首紬と見間違う人もいるほど似ており、査定にはしっかりとした知識が必要となってきます。
【着物買取いわの】では、長年着物の携わってきた鑑定士が査定を行っているため、お品物の真価をしっかりと見定めて買取を行っております。
また、ぜんまい紬は様々な産地が存在し、その産地を証明する証紙がご一緒ですと買取額に反映される場合もございますので、保管しているようでしたら、査定時にお品物と一緒にお出し下さい。
また、ぜんまい紬以外の着物や帯の買取も行っておりますのでお気軽にお問合せ下さい。
お問合せの際はどのようなお品物なのか、産地、名称、色、柄、サイズなどをお伝え頂けると査定がスムーズに進みます。
ご売却をお考えのぜんまい紬、その他の着物や帯がございましたら、お気軽に【着物買取いわの】までお電話、メールにてお問合せ下さい。