江戸更紗買取ます

【着物買取いわの】では、江戸時代末期に誕生し、江戸っ子のお洒落のマストアイテムだった江戸更紗の買取を行っております。
江戸更紗は異国情緒を漂わせながら、日本の風土と独特の美意識を取り入れた味わい深い着物として人気が高く、伝統を守り続けてきた江戸の熟練した職人たちの手で生み出されています。

日本に更紗が伝わってきたのは、室町時代から桃山時代とされており、17～18世紀の作例のほとんどがインド更紗で、日本でも木綿の栽培が始まった事、型紙を使った型染めの技術が発達していた事から、鍋島、堺、京、天草、そして江戸で日本の更紗が作られるようになりました。
特に江戸更紗は町人が大きな経済力を持ち、それに応える形で江戸の更紗職人たちは染色の技術を高度に磨いていき、綿密な柄が次々と生み出されていきました。
そのため、奢侈禁止令が出た際は木綿でありながら江戸更紗もその対象となり、地味な上着の下に着たり、また長襦袢や羽織裏、着物の裾回しに更紗を配するなど粋の文化として密かに楽しまれていました。

こうして江戸更紗は廃れる事なく現代まで続いており、中古市場でも高値で取引されている江戸更紗も存在します。
着る機会のなくなった江戸更紗や、形見分けでもらった江戸更紗など、どんな理由でもご売却をお考えでしたら、【着物買取いわの】がしっかりと評価して江戸更紗の買取を行っております。
この機会にぜひ、お電話、メールにてお気軽にご相談下さい。

江戸更紗の買取について

江戸更紗は更紗師によって図案が決まるとその図案を分解し色彩や模様に合わせて、手すき和紙を何枚も重ね柿渋で固めた地紙にたった1本の小刀で全て彫っていきます。
その後生地に下染めをし、更紗師が思い描いた色に従って染料の調合を行い、彫った型紙を使って染め上げていく江戸更紗にとってとても大切な工程を経て、最後に水洗いをして余計な染料を落として乾燥させ完成する手間のかかる染物です。
そのため、市場に出回る際は高価となる事も多く、江戸更紗は着てみたいけれど、簡単に手を出せる金額じゃない・・・という方から中古市場は注目されています。
特に二代目更甚、三代目更勝、双葉苑など、江戸更紗の老舗が取り扱っている江戸更紗は人気が高く、高価買取が期待できます。
ちなみにこちらのお写真は二代目更甚の落款部分のお写真で、このようにご自宅にある江戸更紗に落款などがありましたら、高価買取となるかもしれません。

【着物買取いわの】では長年の買取実績と豊富な知識を持つ鑑定士が査定を行っており、全て手数料無料で行っております。
お品物の数が多い場合は日本全国出張買取にもお伺いしており、査定額に納得できず、お断り頂いても手数料などが発生する事はございませんので、詳しくはお電話、メールにてお気軽にお問合せ下さい。