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宗廣力三の作品の買取を行っております

2016.3.22

宗廣力三の作品買取ます

宗廣力三は郡上紬の復興をめざし、見事やり遂げ、1982年に重要無形文化財「紬縞織・絣織」の保持者となった人物で、かつて自家用として織られていた郡上紬を新たな技法の開発を進め、地場産業として確立させました。
郡上紬の最大の特徴は草木染めを用いた美しくて強く、あたたかい色を持ち、ぼかし(グラデーション)が素朴な色合いとマッチした他の産地で見られない風合いを持っています。


郡上紬が現在の位置づけとなるまでには宗廣力三の根気強さが大きく関係しています。
宗廣力三はもともと作家を目指していたわけではなく、20代の頃に戦後の青年団運動の育英を通じて紬織を地場産業にと尽力する中で、「争いの種にならない仕事」「生産過剰にならない仕事」「いつの時代にも通用する仕事」をという思いと共に郡上紬の再生に取り組みました。
まず、はじめに紬の質の改良を行うため、エリ蚕と羊を飼育し自ら糸をとったり、実験的な織りや染めを試み、「どぼんこ染」や「初がすり」など独自の紬を完成させ、それを郡上郷土芸術研究所(後に郡上工芸研究所と名を改める)で指導していきました。
最終的には健康上の理由から神奈川県に南足柄工芸研究所を開き、そこで一生を終えていますが、その意志は確実に次の世代へと受け継がれています。


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【着物買取いわの】では宗廣力三の作品の買取を行っており、無料で査定・見積を行っています。




宗廣力三の作品買取について

宗廣力三の作品は中古市場でも出回る事が少ないのですが、全国のきもの愛好家に最も評判の高い郡上紬という事で、高価買取が期待できます。
正直、着物の中古相場はシミ、汚れ、ほつれなどがない綺麗な状態で、流行に左右されない柄や色使いでなければ思ったほど買取額が高くならないのが現状です。
また、体格が極端に小さいく、その方に合わせた仕立て方をしているものは需要が少ないため、宗廣力三の作品であっても高価買取が難しくなる場合もございます。
しかし、これらを判断するのはプロの目利きが必要で、ご自身で判断する事は損をしてしまう可能性が高くなりますので、ご売却をお考えの宗廣力三の作品及び、不要な着物や帯がございましたら、遠慮なく【着物買取いわの】までご相談下さい。
一度に大量の売却であれば、無料出張買取も行っており、その場で現金精算を行っております。
引っ越しやご自宅の片づけなどで処分をお考えのお品物がございましたら、まずは【着物買取いわの】までご連絡下さい。

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