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丹波布の買取を行っております

2016.3.31

丹波布買取ます

丹波布は現在の兵庫県丹波市青垣地域で織られていた緯糸に木綿だけでなく屑繭から紡ぎ出した「つまみ糸」を織り込んだ木綿平織の布です。
染色には栗の皮、こぶな草、山楊(やまもも)、榛(はんのき)などを使用しているため、藍と茶を基本色としており、藍と茶と黄、藍と黄を合わせた緑で縞柄や格子柄を織り上げています。
ちなみに丹波木綿と名称が似ていますが、丹波布とは別物とされています。


文政年間に播州木綿の影響を受けて誕生した丹波布は野良着などのために制作が始まり、幕末から明治時代のはじめには盛んに制作され、京都周辺で布団や小袖に仕立てられ人気を集めていました。
しかし、大正時代に入ると日本人の洋装化などが影響し、衰退してしまいました。
誰もが丹波布の存在を忘れかけた頃、民芸運動の中心人物として知られる柳宗悦が京都の朝市で偶然見た縞木綿に不思議な魅力を感じました。
その正体を突き止めるために工芸研究家の上村六郎に依頼し、本来の呼び名が縞貫(しまぬき)または、佐治木綿(さじもめん)という事が分かり、1954年に上村六郎の指導により丹波布の再現が始まりました。
そして、1955年には保存会が発足され、ざっくりとした風合いと素朴な美しさから柳宗悦は「静かな渋い布」と紹介し、「丹波布」とした事で、丹波布として広がりました。


ご自宅に丹波布はございませんか?【着物買取いわの】では丹波布の買取を行っておりますので、ご処分をお考えの丹波布がございましたら、まずは【着物買取いわの】までお電話、メールにてお問合せ下さい。




丹波布の買取について

丹波布は中古市場でも高値で取引されている事が多く、【着物買取いわの】でも買取を強化しています。
高価買取となる丹波布は、シミ、汚れ、ほつれ、色焼け、臭いなどのマイナス要素がなく、使用感も少ない綺麗な状態である事が条件となっています。
ご自身では綺麗な状態だと思っていても、プロの目から見るとマイナス評価となってしまう部分があったり、逆にご自身では汚く価値がないと思っているものが高価買取となる事もございますので、ご売却をお考えの丹波布がございましたら、まずは【着物買取いわの】にご相談下さい。
【着物買取いわの】に在籍する鑑定士は長年の買取実績と経験を持ち、しっかりとした評価を行う事ができます。
知識のないリサイクルショップなどで売却してしまうと、丹波布だと分からず、二束三文で買取られてしまう事もございますので、少しでも損をしたくない方は、査定・見積無料の【着物買取いわの】にお任せ下さい。

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