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石田縞の買取を行っております

2016.4.28

石田縞買取ます

石田縞は福井県鯖江市で織られている染色織物で、昔ながらの草木染めの糸を使っている事から、自然な色合いと風合いを持っている事が最大の魅力と言われています。
ここ鯖江市では古くから織物産業が盛んで、1134年には当時有名だった八丈絹を年貢として納めるという契約が文献として残されているほどで、養蚕・製糸・蚕種製造販売などが盛んに行われ、明治時代においては生産高3万反にも及ぶ全国でも有数の養蚕産地として有名になりました。
しかし、石田縞は有数の養蚕産地となる前の江戸時代では農業の副業として石田縞が誕生し、農作業着や学校の制服に起用されていました。


さて、石田縞はどのようにして誕生したのでしょうか。
その昔、母が仕事着を織る姿を見ていた高島善左衛門は、貧しい村人たちの経済活性化のためになんとかこれを産業として発展させる事ができないかと考え、同志を募り織物の先進地である美濃国(現・岐阜県)で修行を積み、織物の技術と足踏み機織を故郷へ持ち帰り、産業としての石田縞を生み出したとされています。
その後、石田縞は染色技術を研究し、藁灰汁や綿実灰汁を作って美しい手染めの織物へと進化していき、明治時代に最盛期を迎えました。
残念ながら主力であった学校の制服がセーラー服へと移行していったため需要が減り、石田縞は幻の織物となってしまいましたが、数人の作家によって復元につとめ、繊維協会によって石田縞手織りセンターが誕生し、昔ながらの草木染め、手織りで生産を行うようになった他、石田縞を織る体験もできるようになりました。


そんな石田縞をお持ちではありませんか?【着物買取いわの】では石田縞の買取を行っております。
ご売却をお考えの石田縞がございましたら、まずは【着物買取いわの】までお気軽にご相談下さい。




石田縞の買取について

石田縞は日本だけではなく韓国や中国にも輸出されていたそうで、海外からも石田縞を実際に織ってみたいと石田縞手織りセンターを訪れる外国人が増えています。
石田縞は一度姿を消してしまった織物ですので幻の織物とされており、中古市場でも滅多にみられないため本物であれば高価買取も期待できます。
縞模様を持つ綿織物は日本各地でも見られるため、これは石田縞かな?と判断するのが難しい場合もあるかと思いますが、【着物買取いわの】に在籍している鑑定士は豊富な知識と経験を持っているため、しっかりと評価して買取る事ができます。
また、その他の織物の買取も行っており、まとめて評価する事もでき、査定・見積は無料となっていますのでまずはお気軽にお電話、メールにてお問合せ下さい。

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