新着情報

どんな反物が高く買取ってもらえるの?

2016.11.22

どんな反物が高く買取ってもらえるの?


反物とは


反物とは着物や帯など和服全般、仕立てられる前の布の状態のことです。反物の幅は約幅36cmで、普通の袖丈の着物一枚をつくるには約12mの長さが必要なことから、この長さを一反と呼びます。 江戸時代に小袖一枚分に要する布地の幅や長さが定まり、これを一反とするようになりました。


最近は13mと長めに取られているものも多く、数十㎝の誤差はありますが、これで身長170㎝くらいまでは対応できるといわれています。また、近年は体位の向上もあり、反物の幅も男物や女物の一部には40cm近いもあらわれました。


着物を仕立てるのに必要な長さと幅のある生地を「着尺(きじゃく)」、羽織やコートを仕立てるのに必要な長さと幅のある生地を「羽尺(はじ ゃく)」といいます。羽尺は、着尺より少し短く、柄も羽織に合うようなものが多くみられます。

帯に使われる生地は「帯地」といい、最も有名な産地として西陣があります。 他に、長襦袢用の生地を「長襦袢地(ながじゅばんじ)」、袴用の生地を「袴地」といいます。袴地では、「仙台平」が格が高く、有名です。

着物の長さの単位には「丈」があります。1丈=4mですので、1反(約12m)は3丈となります。振袖は袖が長いため、4丈(約16m)必要とされます。



どんな反物が高く買取ってもらえるの?


【着物買取いわの】では、着物や帯だけでなく、反物の買取も行っておりますが、高く買取ってもらえる可能性の高い反物はどのようなものがあるでしょうか?


質の良い正絹、重いもの

正絹は”しょうけん”と読み、混じりけのない100%絹の素材を指します。正絹は、という単位で重さが表されますが、この匁の数字が多いほど重いことを示し、重いほど、価値が高い傾向にあります。


作家物・伝統工芸品

高価買取につながりやすい反物は、本場大島紬、結城紬、久留米絣、紅型染、本場黄八丈、芭蕉布など重要無形文化財・各地有名染織品、羽田登喜男、浦野理一といった有名作家による作家物と呼ばれるもの、都喜ヱ門(藤絹織物)や西陣織などの有名織元などのお品物があげられます。また、振袖などに使われる美しい総手刺繍の反物もお品物により高価買取の可能性があります。


保存状態のよいもの

反物の買取査定においても、着物や帯の買取同様、使っていないもの(新品)、シミなどがなく保存状態のよいもの(美品)が良い査定額がつく傾向があります。反物もヤケやシミなどがあると、査定が大きく減額されてしまいます。


証紙のあるもの

お着物同様、証紙付きの反物は高価買取にて対応致します。

証紙はその反物の産地や品質を証明する大切なもので、反物を購入したときに紙で付属されているものや、切れ端に工芸品のマークが入ったものなどがあります。

証紙があるかないかでは買取査定額に大きく影響しますので、買取査定に出す際は、必ず証紙の有無をご確認ください。

また、桐の箱などが付属しておりますと、評価にプラスされます。


【着物買取いわの】では、上記のようなポイントのほか、市場の流行なども加味して、お客様にご納得いただけるよう、適正な買取査定額を算出しております。

博多織、丹後ちりめんなど帯反物も是非お売りください。業者様の在庫処分などまとめてのお買取も歓迎致します。



反物の買取査定はこちらから

お問い合わせ・無料査定はこちら

無料査定のお申込みはこちら