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着物や帯を高く買取ってもらうコツ~証紙

2016.10.29

着物や帯を高く買取ってもらうコツ~証紙


着物や帯を処分・売却するときに、少しでも高く買取ってもらうために押さえておいた方がよいポイントのひとつに「証紙」というものがあります。

証紙は、その着物の価値を証明する保証書・説明書のようなもので、着物や帯を購入した際には、一緒に証紙がついてきます。


ブランドもののバックや高級ブランドの時計を買取りに出すときにも、偽物防止の意味も含め、正規品を購入したことを示す証明書や領収書が有るか無いかで、その査定額が変わってくると思います。それと同じことが着物や帯の買取でもあてはまります。

証紙は着物や帯の価値を証明するための大切なものですので、購入されたら必ずとっておきましょう。


証紙には、産地や種類、織元や伝統工芸品のマークなどが示されており、証紙をみれば、その着物や帯がどのようなものであるかが一目瞭然です。



例えば、本場奄美大島紬の場合、証紙には正確に産地を証明する「登録商標」が記されています。産地ごとの規定の基準を満たし、厳しい検査に合格した大島紬の反物のみに、産地の「登録商標」が貼付されます。

本場奄美大島紬の証紙(登録商標)には「織元」の名前と検査合格印などが押されています。さらに、産地ごとの染めの基準を満たし、検査に合格したものには「染め証紙」が貼付されます。


染め証紙も、染め方の種類により異なり、泥染めの基準に合格した「古代染色純泥染」のほか、「藍泥染め」などがあり、一部に化学染料が用いられている色泥染めの場合も、泥染めとして証紙が貼られるなど、詳細に取り決めされています。ほかには、草木泥染証紙、伝統証紙、履歴書シールなどがあります。


それぞれ証紙の形態は異なりますが、その他、結城紬、博多織など、高級な着物・帯については、証紙があるとないとでは、買取査定額はかなり大きく異なります。



証紙のない着物や帯は買取ってもらえるの?


着物や帯を少しでも高く売りたいなら、生地の織元や織物工業組合等が示めされた証紙を必ず添えて買取査定に出しましょう。

着物や帯と違って、証紙は普段はあまり目にふれる機会がないものなので、購入した後は証紙を捨ててしまうという方も多いようです。



反物で購入して仕立ててもらった場合なら、ハギレとしてあわせて、証紙がたとう紙に入れられているはずです。


証紙は買取をしてもらう際に、品質を証明する、とても重要な存在ですので、出来る限り大切に保管するようにしましょう。


※たとう紙:着物を保存するときに包む紙をさします。畳紙(たとうがみ)や文庫紙とも呼ばれます。たとう紙は通気性がよく、着物や帯の湿気を取り除く役割があります。


証紙の有無は買取査定額に影響しますが、証紙がみつからない場合でも、あきらめずにまずは買取査定に出してみてください。

着物の保存状態がよく、市場での需要の高い着物であったり、有名作家の銘のある作品であったりする場合は、証紙がなくても、査定額が高くなるケースもあります。


査定に出す際は、古い・汚れているといったマイナスイメージを与えないよう、埃がついていたら綺麗にするなど、出来る限り状態をよくしておくと印象がよくなり、少しでも査定額にプラスに働きます。


写真を撮って画像で買取査定に出す際は、着物や帯そのものだけでなく、証紙があれば必ずその写真もあわせて送ってください。証紙の有無により、査定額も変わるだけでなく、査定士が調査する時間も短縮でき、査定額もスピーディにお出しすることができます。



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もう着ていない着物やしまったままの帯など、どうしようか迷っていたら、ずっと箪笥の中でしまっておいてその価値を下げてしまう前に買取査定にだしてみませんか?

【着物買取いわの】では、次に大切にしてくれる方への橋渡し役をさせて頂きます。もう購入者が着ることのない着物でも、買い取ってもらうことで、その着物に、もう一度着てもらえるチャンスをあげることができます。



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