こちらのお写真のお品物は、伝統工芸士・今井喜三郎の付下げ訪問着です。着物には留袖、訪問着、付下げ、小紋など様々な種類があり、格付けされています。付下げ訪問着は付下げでありながら訪問着のように扱う事ができ、訪問着よりも価格を抑えて仕立てる事ができます。
こちらのお写真のお品物は、お持込で査定依頼を受け、買取をした手描き友禅の振袖で縮緬が使われているお品物でした。全体的にシミやシワが多く、マイナス評価が付いてしまったので、思ったほど買取額は高くなりませんでした。
こちらのお写真のお品物は、手描き友禅の振袖です。現代では成人式や未婚の女性が結婚式の披露宴に着用する正装としてのイメージが強い振袖ですが、本来は未婚や既婚ではなく、年齢に応じて着用する着物で、振袖は若い女性の正装です。
こちらのお写真のお品物は紬の着物です。紬は生糸にできない屑繭を真綿にしてから紡いだ糸を使って織りあげたもので、糸の太さが均一ではないためネップがあるのが特徴で、それが紬の味となっています。【着物買取いわの】でも紬の着物は買取る事の多いお品物で、結城紬、大島紬など高価買取の紬の着物も存在します。
こちらのお写真のお品物は、国際的にも高く評価されている十二代藤林徳扇の苑寿織の付下げ訪問着です。付下げ訪問着は、訪問着と付下げの中間に位置する着物で、上前のオクミ線で柄をつなげた付下げの事を言います。
こちらのお写真のお品物は野原俊雄の本場琉球絣の着物です。琉球絣は日本各地にある薩摩絣、久留米絣、米沢琉球絣、伊予絣などのルーツとなったもので、琉球の気候・風土にマッチした独自の絣文様が生み出され、現在も沖縄各地で作られています。
古物商 神奈川県公安委員会 第452570007513号