こちらの写真のお品物は、以前お買取させていただきました土田友湖の帛紗です。 着物買取いわのでは、着物や帯などの買取だけでなく、茶道具、骨董品、美術品、宝飾類、絵画など幅広い取扱いがございますので、一度に査定が行えます。 今回お買取の客様も、写真の帛紗以外にもお着物や茶道具などとあわせてお譲りいただきました。
お写真のお品物は帯鉤(たいこう)という男性用の革帯に付ける帯留めで、中国の春秋戦国時代から後漢代にかけて広く用いられていたもので、基本的な構造はスプーン形で、細い棒状の一端を表側へ鉤形に折り曲げ、の広い部分の裏側にボタン状の突起があります。今回は玉(ぎょく)で出来たもので、玉は翡翠の中でも軟玉に分類されるものですが、中国では古くから工芸品の重要な位置を占めている事で知られています。
こちらのお品物は、三ツ人形蓋置という茶道具の一つで、釡の蓋や柄杓を置くのに使う道具です。蓋置には七種蓋置という千利休が定めた特別な扱い蓋置があり、三ツ人形の蓋置はその七種蓋置の一つです。京焼の名門、宮川香斎家から分家した宮川香雲の作品で、制作したのは2代宮川香雲です。【着物買取いわの】では、着物や帯以外にも茶道具の買取を行っております。今回は茶会で着用していた着物や帯とご一緒に茶道具の買取も行いました。
お写真のお品物は扇子です。茶扇子も含まれており、鵬雲斎や即中斎の花押が記されているものも含まれていました。扇子は書画などを描きインテリアとして飾る事はもちろん、茶扇子のように茶道では欠かせない道具として使うものとございます。茶扇子は通常の扇子に比べて小ぶりで一般的に婦人用は5寸、紳士用は6寸の長さの扇子を使用します。今回の買取では茶道を嗜んでいた方から使う予定のなくなった茶道具と着物をご一緒にお譲り頂きました。
お写真のお品物は志村立美の美人画です。志村立美は挿絵や美人画に定評のある日本画家で、新版画と呼ばれる木版画も多く残しています。今回は木版画ではなく肉筆の作品で、キリっとした女性の表情は同じですが、木版画とは違った透明感を感じる事の出来るお品物でした。【着物買取いわの】では着物や帯の買取以外にも日本画の買取も積極的に行っております。
お写真のお品物は韓国の人間国宝・柳海剛の高麗青磁水注です。柳海剛は中学生時代に高麗青磁の美しさに魅せられ、失われてしまった高麗青磁の技術の研究、復元に成功しました。花鳥、草木を主なモチーフとして制作しており、花瓶、壷、皿、香炉、酒器など様々な作品の制作を行っております。【着物買取いわの】では着物や帯以外にも美術品などの買取も行っております。
古物商 神奈川県公安委員会 第452570007513号