お写真のお品物は茶道具の1つで薄茶器と呼ばれる物です。共箱には総竹林蒔絵中棗・佐々木麗峰と書かれており、作品の特徴と作家名が分かります。【着物買取いわの】では着物や帯以外にも茶道具の買取を行っており、茶会では着物を着る事がマナーとされているため、茶道具と着物の買取を同時に行う事がよくございます。
お写真のお品物は茶道で使う陶器の茶碗とその茶碗を飾るための飾り棚です。茶碗は通常、使わない時は共箱に仕舞っておく事が多いのですが、こういった飾り棚があると好きな茶碗を飾っておく事ができます。そのため、好きな茶碗をいつでも楽しめるとお気に入りの茶碗を飾っている人が所有している事の多いお品物です。今回の買取では、亡くなった方の遺品整理という事で大切な思い出と共に色々な茶道具とお茶会で着ていた着物や帯の出張買取を行いました。
お写真のお品物は茶道具の一つである茶杓です。茶杓は抹茶を茶器からすくい、茶碗へ入れるために使用する道具で、普段は筒に入れられており、その筒には「銘」が記されています。今回、お買取りした茶杓は貴重な素材であるべっ甲を使った茶杓という事で高価買取とさせて頂きました。
お写真のお品物は、宅配買取でお譲り頂いた帛紗です。帛紗は茶道で茶器を取り扱う時に使用する布で、「服紗」「袱紗」とも表記される事もございます。表千家、裏千家などによって使用される帛紗の種類は違ってきますが、用途としては同じです。今回はまとめて譲り頂くのが帛紗だけとの事でしたので、宅配買取となりました。
お写真のお品物は煎茶碗で、底には「大明成化年製」と書かれています。大明成化年製の銘のある焼き物は、中国の明中期の成化年間(1465~1487)に景徳鎮の成化という釜で焼かれた製品に書かれているものです。日本の古伊万里にも「大明成化年製」と書かれたものがございますが、これは中国の大明成化年製の茶碗を丸々写したため、「大明成化年製」と書かれているのです。お買取りした煎茶碗は極薄く作られ、絵付けも伸びやかであった事から、かなり良い品という評価で買取を行いました。
お写真のお品物は、【着物買取いわの】がお買取りした西沢笛畝の掛軸で「御所人形鯛車図」です。絹本に描かれた肉筆画で、男の子を模った人形である御所人形をモチーフに描かれたものです。シミが出ていましたので、その分がマイナス評価となりましたが、五月の節句に飾って頂けるそんなお品物でした。【着物買取いわの】では、作家の掛軸の買取を日本全国で行っております。
古物商 神奈川県公安委員会 第452570007513号