お写真のお品物は矢立という筆と墨壷が一つになった携帯用の筆記具で、ご自宅にある蔵の整理の際に出てきたお品物でした。矢立が誕生したのは鎌倉時代といわれており、江戸時代には実用性から芸術性に富んだものまで多種多様の矢立が作られました。骨董品の代名詞的存在である矢立は【着物買取いわの】でも買取る事のできるお品物ですので、ご売却をお考えの矢立がございましたら、【着物買取いわの】までお気軽にご相談下さい。
こちらは和田鱗司の御所籠と、茶道具のセットです。弊社は着物の買取業者ですが、茶道具や掛軸、骨董品などの買取も行っています。茶道を嗜まれている方の中にはお稽古用の着物や訪問着等の着物をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。いわの美術なら茶道具を手放す際、一緒に着物をお買取りさせて頂くことが可能です。
写真の根付は以前お伺いした先でお買取りさせて頂きました象牙の根付です。根付の素材には象牙の他に鹿の角や動物の骨、黄楊や黒檀など堅い木を用いたものもあります。日本では高円宮御夫妻が根付コレクターとして有名ですが、根付は日本以上に海外で高く評価されている品で、価値ある品は大英博物館やボストン美術館にも展示されています。
写真のお品物は先日お買取りさせて頂きました紫交趾の台子皆具です。故人の着ていた着物や昔使用していたお茶の道具など遺品整理でご依頼頂き、この他にも付下げや和装小物などお買取りさせて頂きました。着物買取いわのでは着物とともに茶道具や美術品、骨董品の買取も行っています。
お写真のお品物は景泰藍の堆朱灰皿で、景泰藍とは中国明朝時代の景泰年間に完成された七宝焼きの一種で、銅に琺瑯(ほうろう)を塗って焼き、磨いて金メッキを施し、豊かな色彩と煌びやかで美しい民族的な模様が特徴の焼き物です。内側は景泰藍特有の鮮やかな青が見られ、外側は堆朱という漆を厚く塗り重ねた物を彫刻する技法を使って灰皿でした。どちらも中国で始まった技法で、いわの美術ではこういった中国の美術品の買取を強化してります。
お写真のお品物は以前、【着物買取いわの】が買取を行った島岡達三の地釉象嵌花瓶です。島岡達三は重要無形文化財「芸陶器・縄文象嵌」保持者で、民芸活動で有名な濱田庄司に師事していた事でも有名です。組紐を使った象嵌方法は島岡達三の代名詞で、お買取りした地釉象嵌花瓶も組紐象嵌の技法をふんだんに使った作品です。
古物商 神奈川県公安委員会 第452570007513号