写真の品は太鼓柄の袋帯です。この柄はインドネシアのジャワ島やバリ島で行われているワヤン・クリという影絵芝居に使われる人形を描いたものです。あまり見かけない柄ですので、どんな着物に合わせるか楽しみですね。
今回、【着物買取いわの】がお買取りしたお品物は太鼓柄の名古屋帯で、塩瀬という帯を染める時によく用いられる生地で、緯畝(よこうね)の目立つ高級織物です。塩瀬の帯は6、7、8月以外の季節で締める事ができ、季節に合わせた柄で作られています。今回の塩瀬の名古屋帯は太鼓柄という、お太鼓の部分に柄でるように文様が置かれている帯でした。
今回、【着物買取いわの】がお買取りしたお品物は、袋帯で、お太鼓柄と呼ばれる柄付けがされているものでした。お太鼓柄とは帯を締めた時にお太鼓にした部分だけに柄が出るように作らている帯をこう呼びます。豪華な花の文様が印象的な袋帯でした。
今回、【着物買取いわの】がお買取りしたお品物は正倉院文様の本草木染の帯です。正倉院文様とは、奈良から飛鳥時代に大陸から伝わったとされる法隆寺や正倉院で保管されてきた織物のオリエンタル情緒あふれる特有の柄で、最も格が高いとされている文様の1つです。丸帯を簡略化した袋帯で、裏を無地にする事によって軽く織られた帯です。着物は着ないけど、帯を集めるのが好きな方からお譲り頂きました。
今回、【着物買取いわの】がお買取りしたお品物は絽塩瀬の名古屋帯です。塩瀬は帯を染める時に良く用いられる帯用の生地で、染め帯といえばこの塩瀬をよく使用するようです。お買取りした名古屋帯は絽塩瀬といって6月下旬~9月上旬までに着用する事ができる夏用の帯でした。夏用の帯らしく初夏の訪れを感じる藤の染付が素敵な帯でした。
写真の品は以前お買取りさせて頂きました名古屋帯です。こちらの帯は龍村美術織物の作品で、開き仕立てになっていました。着物買取いわのでは龍村美術織物の帯、買取を行っています。
古物商 神奈川県公安委員会 第452570007513号