こちらのお写真のお品物は六通柄の袋帯です。六通柄とは全体の6割しか柄のない帯の事で、帯の下の巻く部分は見えなくなるのでその部分の柄が省かれるように作られています。
こちらのお写真のお品物は、絞り染めの名古屋帯で、ブドウをモチーフにしたシックなデザインが印象的でした。絞り染めは布の一部を糸で括り、染料が染み込まないようにする事で模様を出す染色方法で、手間と技術を必要とします。その代表的なものとして鹿の子絞りを挙げる事ができます。
こちらのお写真のお品物は、カジュアルな着物に締める事ができる名古屋帯で松葉仕立てになっていました。また、素材は麻が使われており、締める事ができる季節は夏に限定されてしまうため、あまり締める機会がないという事で仕舞ったままになっていたお品物でした。
こちらのお写真のお品物は以前、【着物買取いわの】がお買取した袋名古屋帯です。八寸巾で織られる事から八寸帯とも呼ばれており、カジュアルな着物である小紋や紬で締める事ができますが、綴れ織りの袋名古屋帯は別格扱いされており、色留袖、訪問着に締める事ができます。
こちらのお写真のお品物は型絵染めの名古屋帯で、全通柄のお品物です。名古屋帯は袋帯を簡略化したもので、お出掛け着や普段着などの着物で締める事ができる帯です。帯の買取の中でも一番多いのが名古屋帯で中古市場でも人気があります。
こちらのお写真のお品物は【着物買取いわの】がお買取した龍村美術織物の獅子狩文錦の全通柄の袋帯です。龍村美術織物は古い時代の織物の研究を徹底的に行い、その研究をもとに多くの古代裂の復元につとめ、帯や和装小物の制作を行っています。そのため、龍村美術織物は着物ファンからも高い支持を得ており、中古市場でも人気があります。
古物商 神奈川県公安委員会 第452570007513号