少しごちゃごちゃしていて見難いかもしれませんが、写真に写っているのは20本程の帯締めです。写真の帯締めは数十本まとめての査定額となりましたが、道明の帯締めや、深見重助の帯締めなど一点から高額査定となるお品物もございます。
今回、【着物買取いわの】がお買取りしたお品物は茶道具の1つ真台子です。台子は棚物の一種で、点前の際に水指などを飾り置くために使います。はじめは着物の買取でお問合せ頂きましたが、茶道を教えていたという事で、茶道具のお買取りもご一緒に行いました。【着物買取いわの】では、着物と縁の深い茶道具の買取も行っております。
今回、【着物買取いわの】がお買取りさせて頂いたお品物は小紋の着物で、素材は丹後ちりめんを使った着物でした。小紋の着物は全体に細かい模様が上下の方向関係なく配置されているのが特徴で、礼装や正装としての着用が出来ない普段使いの着物です。目立った汚れも無く、良い状態でお譲り頂きました。
こちらは以前お買取りさせて頂きました小原祥邨の掛軸です。持ち主の方はご実家の整理中で、着物や掛軸、懐石道具など買い取れる品は全て買取って欲しい、とのことでご依頼いただきました。いわの美術では着物とともに、掛軸や茶道具、また日本刀や骨董品まで幅広く買取を行っています。
今回、【着物買取いわの】がお買取りさせて頂いたお品物は、東京友禅の附下で、附下は訪問着よりも少し格の低いお洒落着感覚で着れる着物として認識されています。
模様師・服部秋巳による東京友禅の着物で、裏地の無い単衣で夏場にしか着る事のできない着物でした。
写真の品は太鼓柄の袋帯です。この柄はインドネシアのジャワ島やバリ島で行われているワヤン・クリという影絵芝居に使われる人形を描いたものです。あまり見かけない柄ですので、どんな着物に合わせるか楽しみですね。
古物商 神奈川県公安委員会 第452570007513号