買取実績 「帯」

太鼓柄絽綴れ帯

お写真のお品物は絽綴れ帯で、夏用の帯になります。
夏用の帯は6月から9月まで締める事ができる帯で、単衣、薄物の着物で使用します。
柔らかくて優しい印象を受ける絽綴れ帯は、夏帯の定番として、浴衣でも締める人もいるため、夏場には需要の高まるお品物です。

絽名古屋帯
2014.8.6

絽名古屋帯

お写真のお品物は、名古屋帯で、素材が絽で出来ている名古屋帯です。
名古屋で考案された事が名古屋帯の名称の由来で、お太鼓の部分のみを8寸2分幅で、前帯(体に巻きつける部分)は半幅に折り畳んで縫いつけて仕立てられた帯です。
素材が絽という事で、夏帯として使用する事のできる帯で、薄紅色の上品な名古屋帯でした。
神奈川県横須賀市にお住まいの方からのご依頼でしたので、ご連絡を頂き、その日の内に買取にお伺い致しました。

草木染ちくし紬袋帯

お写真のお品物は袋帯です。
袋帯は丸帯を簡略化したもので、格の高い織り帯は礼装用に、軽い柄の染め帯はお洒落着用に着用します。
お買取した袋帯は六通柄という帯全体の6割程度しか柄が入っていない帯で、紬を染めた帯なので、お洒落着用として着用する事のできる袋帯でした。
以前、出張買取でお伺いした方から、もう一度来て欲しいという事で、お伺いし、お譲り頂きました。

鹿島錦袋帯 永野和年

お写真のお品物は鹿島綿の袋帯です。
鹿島錦は佐賀県で生産されている織物で、別名・佐賀錦と言います。
鍋島藩の時代に制作されるようになった織物で、熟練した職人の腕でも職人でも横幅28cmのものだと1日がかりで1センチ程度しか織れないという大変手間のかかる織物です。
鹿島錦の材料は鹿島錦用として京都に特注しており、これは西陣織が鹿島錦の流れを汲んでいるからです。
お買取した袋帯は全通柄の帯で、博多織の伝統工芸士・永野和年の作品で、東京ますいわ屋で販売されたものでした。
呉服店の畳紙や証紙などは処分せずにご一緒にしておくと、プラスの評価となり、買取額が高くなります。

西陣織袋帯 岡文織物

お写真のお品物は西陣織の袋帯で、1960年に創業した京都西陣の老舗岡文織物で仕立てられた袋帯です。
岡文織物ではフォーマルからカジュアルな帯まで幅広く取り揃えており、消費者好みフルオーダーの帯の制作を行う数少ない機元として知られています。
今回のお買取では、西陣の証であるメガネ型の証紙とハギレもご一緒でとても良い状態での買取となりました。

名古屋帯 塩瀬地

お写真のお品物は塩瀬地の名古屋帯です。
塩瀬地の帯は名古屋帯に仕立てられる事がほとんどで、着用する季節も7月~8月の盛夏以外であれば着用する事ができる帯です。
しかし、塩瀬地の帯は白生地で織られた後に柄を染色するため、季節を限定されるような絵が描かれる事が多く、今回お買取りした塩瀬地の名古屋帯もアジサイの絵が描かれていたため、あまり使っていない状態でお譲り頂きました。

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